だいぶ以前から此処を通るたび気に成る石仏があるので此処にUPしておきます。
国道307号線を西から東に走っていると何故か滋賀県多賀町の多賀大社前で国道306号線と呼び名が変わってしまう。
国道307続きの国道306で道なりに進むと河内風穴への看板が有り右折すると県道17号線。
芹川沿いの県道をどんどん遡って行くと県道は二股に分岐するが河内風穴の看板通りに車を進めるとやがて大きく芹川が蛇行し県道も大きく左にカーブを切る。
県道と芹川の間に何が有ったのか?新しく整地したような空地が有ってその奥まった一角にこの石仏さんがぽつんと置かれている。
高さ1.5mぐらいの三角おにぎり状の正面を削り舟形後背に見立て中肉彫りの地蔵菩薩坐像を刻みだしている。
付近は山中にある向之倉や甲頭倉などの進入路に近く、辻の地蔵さんだったのだろうか??
山深い山村の辻の地蔵さんにしてはちょっと立派過ぎはしないか??
右手に小さな錫杖で左手には宝珠を持たない手を胸に置き、時代はそう遡ることは無さそうですがちょっと気になる石仏さんです。
知っている人があれば教えて下さい。
撮影2006.7.15