愛しきものたち

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東近江市 神明宮の勧請縄

2010年03月02日 | 勧請縄:山の神:野神:人形道祖神



 


東近江市野中心街から、愛知川を超えて北方向に約10分ほど走った旧集落地域、南清水の変則的な四辻脇に鎮座する神明宮。




南清水集落の入口に当たるのだろうか?神社境内脇を通る道路の頭上にこの縄が掛け渡されている。



NETを検索やっと見つけた資料に依ると・・・・2月始めの亥の日、午前1時に社殿において、唐門屋根に蒸米のにぎり飯をのせた素焼きの皿を置く。こうして社守の資格を得ると、蒸米・大根の漬物と神酒で祝いを行う。その時、勧という長さ11メートル・太さ15センチ程の縄をない、その中ほどにで輪(60センチ・太さ15センチ程)をつくり、御幣を10本余り刺す。


  ほぼ上記の通り間違いないが、境内のケヤキの幹から道路を跨いでポールまで7~8m、中心には檜の枝葉の環、を吊り下げ、上下左右に二本ずつの子縄を組み、竹串に刺した御幣を三本突き立てている。




ポールの根元には白砂の狭い祀り場が有って、青竹に弊、その根元には篠竹の御幣が14本?見える。



東近江のスタンダードな勧請縄の様式を踏襲している様に見える。




撮影2010.2.13


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