京都府精華町は現在では京阪奈学研都市の中核をなす地域ですが、ほんの20年ばかし前、この地域が大開発されるまでは木津川西岸一帯に田園が広がる長閑なところでした。
この地を走る府道、八幡~木津線、京都方面から南下すると、近鉄、JR,、祝園(ほうその)駅を越え、約2kmほどで右手道路わきに小さな神社の杜が見える。
直ぐ隣空き地があって駐車は何台でも可能。
府道側からは直ぐに石の鳥居の前だが車を止めた空き地からだと短い」参道を少し歩いて鳥居の前の勧請縄に着く。
鳥居前の両側の勧請木野間にこの勧請縄が掛け渡されている。
大縄の中央上部に御幣を突き立て、両側にはそれぞれ6組の小縄を吊り下げていてシンプルな形の勧請縄です。
勧請縄としては非常にオーソドックスながら、この山城ではここでだけ見られる形だと思います。
撮影2008.2.16