Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

近代社会の主観と客観

2008-04-04 | 雑感
日本の新しい出入国管理の実際を見て、必ずしも微笑みの国とは言えないようである。それはなにも外国人に対するものだけでなくて、印鑑を使用するような事務処理は歴史的文化背景を曝していて腹立たしい。

先に記事にした受け応えの問題も単に日本語の文法の問題ではなくて、高度な文化的な問題であることに気がつく。主情的な感覚を尊ぶ文化においてはそこにとってつけたような論理が接木のように近代社会が出来上がっている様子がこうしたところに見て取れるのである。

この点に、日本の近代の問題が凝縮しているようである。

偶然にも「ドイツ観念論」と名づけた思考への批判コメントがあったが、まさにこうした主観と客観のあり方に近代があるのだろう。今でもVERNUNFT(理性)が大書きされるドイツ社会との相違であろう。

大といえばざるの大盛りを大ざると書いてあるので、「おおざる」と言うと「だいざる」と発音するのが正解であったようだ。

書店の店頭に学ぶつまらない書籍は数々あれど、なにか重要な事が社会の話題になっていないようにしか思えないが、ただの旅行者の観察に過ぎないだろうか?

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