Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

どうやら収まりそうな頭

2013-04-30 | 雑感
元の鞘に収まるならず、頭幅が収まる。注文した安売りのヘルメットが届いた。箱からして大ぶりだ。これは違うと感じたが、マンハイムの店先で試したよりもスムーズに頭が入った。測ると横幅が17CMある、これは最後に送り返したキャムプ社のものより5MM幅広い。この違いだけで頭が入るのである。更に縁が薄く出来ているから、一度入れば中で、広めのところに頭を合わせられるのである。

中に取り外し可能なパッドが入っていて、それを付け替えてみたりする。外してみると意外に当りがきつくなって、滑りが悪くなり都合が悪い。再びパッドを上手く入れて直してみると、フィッティングがし易くなった。

マンハイムで試した時には分からなかった合わせ方が分かって使えることが明白となった。時間の掛かった鞘もようやく見つかって大喜びである。祝杯を挙げるべきだろう。特に眼鏡との関係では、後頭部の調整機能で上手く合わせると、比較的前に張り出さずに、それでいながら眼鏡を保護できるフィッティングが可能なことも分かった。

サイドの張りが無くなるのは当然であるが、前後の張りが無くなるのはスポーツクライミングの場合特に重要になる。なによりも上を見て手掛かりなどを探す場合、首を後ろに引かずに斜めに上方を見て判断することが出来るだけで技術的に大きな利点となる。斜めとなると勿論両目の外側上方のツバが無いこうしたスティロールヘルメットの最大の長所なのである。後ろ側も短い方が庇の下や凹角などでは当り難いので助かるのだ。それ以上に後頭部の下まで調整機構が伸びているので、後頭部を打ちにくくなっている感じでとても安心感がある。

更に調整機能がしっかりしているので、辺りとは別に強く締め付ける形にすると可成りの固定度で落下などによって、頭部の保護が出来なくなるということは無さそうで、これもとても良い機能である。被ったまま調整し易いので、特に私の場合頭を都合の良い場所に入れ込んでから、ベストフィットを探す作業に向いている。

更にメードインイタリー製の出来は一般的な中共産とは違うようで津黒も綺麗に仕上がっている。今回久しぶりのこのサレワ社の製品を購入したが、本社が南ティロツのボルツァーノに移っていると初めて知った。ヘルメットの重量は公称230Gであそれが商品名となっているが、実際は234Gある。同じ箱で売られている姉妹商品のピウマ205コムプは、調整機能を簡素化して、更に小ぶりにしているのだろうか?

なにはともあれ、スポーツ的な動きにはとても貢献しそうで、上手く空気循環さえしてくれれば良い。こうしたヘルメットならいろいろなスポーツにも使えるのは当然で、空気抜きを内側からパット等で調整できればスキーにも使えるだろう。当然、自転車やカヌーには何ら問題ない筈だ。



参照:
寒戻りの週末を迎えて 2013-04-28 | 暦
ヘルメットを色々試めす 2013-04-27 | 雑感

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