Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

オバマ大統領、安倍を譴責

2016-05-29 | マスメディア批評

オバマ大統領の広島訪問は18時の車中のラディオのトップニュースだった。一部が流れていたが、20分に亙る演説で、予定通り謝罪はなかったとしても、その態度から大統領の意志は分かったとする報道だった。そしてなによりも、「広島がいつもになく静まった」と、鎮魂の時に耳を澄まさせた。

因果を論じたり、相対化することの出来ない原爆投下を思い知らせる静けさだったように思う。そうした報道があったからには間違いなく、そのことは全世界に伝わったに違いない。謝罪しないことに対する抗議行動があったのかどうかは知らないが、そのような行動などとは比較できない静けさが伝わって、事の重大性やその広島の鎮魂の凄みを感じた。

フランクフルターアルゲマイネ新聞は第一面筆頭に抱き合う写真を載せて、その横に短報として、広島訪問を伝える。そこには、トルーマンの命令を批判も容認もしなかったとあり、更に安倍晋三と拍手して間髪を入れずに、「日本の戦争責任を譴責」して、「単純なことから起こった紛争を原因とした支配や覇権への同じ衝動的なもの」と大統領は語ったとしてあり、これは輝く一節だ。

他の面に詳しく伝える「広島よりも南京」と訴え日米関係を牽制する中共や韓国人、また一部で「謝罪」を求めたデモンストレーションもあったと伝え、また握手をした坪井氏の若者への語りの内容も伝え、氏が金曜日には非核への具体性が無いとして失望したことも伝える。その坪井氏が「人類の過ち」であり課題だとしたことに対して、大統領は笑って答えたと語ったとある。

漸く緑の野菜が安くなり出した。サラダの季節だ。先日の好天が幸いしたのだろう。ここまで安く成れば、高価なホウレンソウや薬草サラダやルッコラなどを購入必要が無くなる。また赤い大根が大きくて比較的安かったので購入した。三本は酢漬けにした。葉っぱは菜飯にした。残りは昆布や鰹節出汁がらと煮つけておいた。これで週末の夜食の準備が出来た。

また、キプロスやイタリアのそれに代わって地元の新ジャガイモが出だした。より新鮮な地元のジャガイモが出るようになるとこれも試さずにはいれない。

先日新聞に連邦共和国での人口減少は避けられないとあった。つまり幾ら移民を入れても現在の人口を保てなくなるというのである。高齢化が進んで年金などへの信頼度が無くなってくるのは日本などと同じ現象である。

 

参照:
リーマンショックの前? 2016-05-27 雑感
広島訪問と米日関係のあや 2016-05-16 歴史・時事
夢: トランプ大統領誕生→日本放棄 (glimi 生きること:過去と未来とエスペラントと)


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