Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

寄る年波には勝てぬとは

2015-12-05 | 生活
天気が回復したので、谷沿いの往復を走った。目下の目標は出したいときに時速15KMで走れるようになることだ。恐らく時速20KMを中距離で出すことは一生涯無理だと思っているが、15は可能ではないかと考えている。しかしそれがなかなか出ないのだ。走り方なども研究する必要がありそうだ。下りでもなかなか出ないのだから心肺機能の問題ではなかろう。

往路の途中でいつもの広告会社社長らしき犬連れのおやじ ― 6リットルのAEG仕様車に乗っている ― とすれ違った。すれ違いざまに健康のためとか言っていたが、私よりもいくつかは若そうな彼も気になる年頃なのだろう。シェパード二匹と走れるようになれば大したものだが、そこまで行くには数年かかるだろう。

自分自身スピードよりも距離を延ばすべきかとも考えるのだが、クライミングにおいてはやはり中距離的な強さが必要なので長距離向きの課題は先に延ばしてもよいと考える。恐らくここ数年が中距離向けの力をつける最後のチャンスと考えるからだ。そもそも中距離などは苦手なのだ。

火曜日は鶏の心臓を久しぶりに食した。お客さんが置いて行ったキャンティクラシッコがあるので、半分に切ってそれにしたしておいた。中華も可能だが、ジャガイモがあるので塩じゃがに付け合わせて、フランス料理にすることにした。ワインは2009年のゲオルク・モスバッハ―のシュペートブルグンダーを先日開けた同年のクリストマンのオェルベルクと比較してみることにした。最初の試飲の時と同じで果実風味が特徴なモスバッハ―も殆ど変わっていない。但し酸が若干丸くなって、液の縁の色にも表れているので、これ以上寝かしていくと苦味が増してくるかもしれないと感じた。ミネラル風味は豊かで、果実風味でこれが隠され知たことが分かるのだ。雑食砂岩らしいピノノワールである。食事は、赤パプリカとネギを中心に最小限の味付けで炒めた。ピノノワールには問題なく楽しめる。

ご近所さんが肺炎で一週間入院していたと本人から聞いた。心臓が悪かった筈だが、年齢も九十過ぎている筈なので、心配なことだ。赤十字が食事の配達をしている。本人も思ってもいなかったような感じで、若干気落ちしているようだ。十年前までは自転車で走り回っていたことを考えると、年月には勝てない。



参照:
ダールマイルのフィレ肉 2015-10-23 | 料理
覚え書きのその時 2015-11-13 | 雑感

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 人民元国際化の裏表 | トップ | 大掃除の戦利品の響き »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿