Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

運動しやすい下着をつける

2019-12-13 | 雑感
ここに来てクリスマス商戦に参加している。運動用の下着に穴が開いていて二つ組の一つを廃墟処分にした。もう一つも良く見ると時間の問題かも知れない。一週間おきに履き替えていた専用下着なので同じ頃に破れる筈だ。精々差は山小屋泊りに使ったことが有るかどうかぐらいだろう。そのボクサー型の下着を選んだ理由は安かったことで、その安い意味は口が開かれていない事だった。そもそも社会の窓が開かれていない下着を購入したことが無かったので分からなかった。

結果その下着はスポーツ用に回されたことで、そもそもその意図はなかった。今回もボクサー型から探すと同じ下着が七割以上価格上昇していた。それなら再購入の価値はない。そこでスポーツ用に限定して調べるとデンマーク耐久という銘柄が出て来た。カットなどその生地あいとすこぶる評判が良い。更にブリーフ型ならば価格が三枚組で10ユーロ以下なのでこれはと飛びついた。大きさは分かり難いが大きめを選べとあるのでXLを発注した。カットは可成り切り込んであるが、運動し易いなら文句はない。

いつものことで余分に注文するものを探す。このところ気になっていたのがバスタオル問題だ。数だけはまだあるのだが幾つかは透けて見えるようになっていて、これはもう自宅用バスタオルとしては用をなさない。精々旅行用に持ち運ぶぐらいである。同時に足吹きや床掃除に使うことになる。

一番いいものでももう起毛などはない。一つぐらいはまともなものが必要で、現在あるものでは充分に頭髪をぬぐえないぐらいで、一度濡れると乾かすまで使えないぐらいだ。そこで毛の立ったタオル地のいいものを探す。ユートピアタオルという銘柄で本社はサンフランシスコらしい。結構な価格だが、ものは良さそうなので試してみることにした。安いものの何割増しかの価格である。

更に送料無料へと懸案の足拭きマットである。前回絨毯の破れを隠すために購入した時に気が付いていて、今までは適当に大きめのバスタオルを使っていたが、それも吸水性が悪くなって、洗濯から洗濯の間に綺麗に使えなくなってきていた。そもそも保湿力も無いので仕方がない。しかし反面分厚くなると洗濯しにくくなる。

そこで見つけたのが少しは補強されているタオル地の足拭きで、丁度ホテルなどで使っているものに相当する。吸水性と乾燥時間、更に洗濯しやすいの三点を考慮して洗濯した。乾かし方にもよるが、冬でも一日で乾いてくれると嬉しい。補助的にその他の不要な古いバスタオルを使えば足元が乾かないということは無かろう。なによりも期待したいのは毎日のシャワーでは無くバス上がりの足元の快適さである。

パリからの中継を観た。指揮者サロネンが十八番のマーラー作曲交響曲三番を振るものだ。その曲でルツェルンでロスの交響楽団を振った辺りがこの指揮者の頂点だったと思うが、今はどうか?先日のロンドンのフィルハーモニア管弦楽団常任引退欧州ツアーでもマーラーを振ったが、全く売れなかった。評価だけでなくて人気も無い。それでもサンフランシスコの交響楽団に都落ちするだけの人気はあるに違いない。

ざっと観た感想は、なるほど一部の人気はそのフィットネス張りの動きの良さにあるのだと思った。日本デビューの時も観たが同じような塩梅で殆ど変わっていない。その時からすればロスの時に頂点を迎えたのは、その身体的な運動性と指揮する音楽にそれほど乖離が無かったからだとも思う。少なくともその時はもう少し上手に弾かせていた、吹かせていた。「もう一人のペトレンコ」がベルリンで指揮した時に宙を掻いているだけと称されたが、差し詰めサロネンは宙を舞うぐらいの運動量はあっただろうか。余りにアンチエイジングに嵌り過ぎて道を誤った感じすらする。もう一人パイロットになるというハーディングとも共通するところがあって、双方ともストックホルムで仕事をしているというのが面白い。

ヴュルツブルクからモーツァルトフェストのティケットが届いた。念願のというか、今頃行くことになるとは思ってもみなかった。当時はバロックなどの歴史的な場所での演奏会というのも興味があったのだろう。勿論身近なシュヴェツィンゲンやらそこいらで経験してはいたのだが、コリン・ディーヴィス指揮BR交響楽団などというのは行きたいと思わせた。やはりそれも日本でのおぼろげなミュンヘンの楽団などに対する一種の過剰評価が自分にもあったのだろうかと思う。なんでもない、放送交響楽団にすれば同じ放送エリアのヴュルツブルクへのドサマワリでしかなかった訳だが、まだマゼール指揮の同交響楽団なども聴いていなくて、自分勝手に評価していたのかもしれない。



参照:
キリル・ペトレンコと共に 2019-09-25 | マスメディア批評
儒教に沿わない男女同権 2019-04-01 | 文化一般

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