Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

省エネ電気使用通信簿

2019-02-06 | アウトドーア・環境
昨年度の省エネ電気使用通知簿が来た。その結果から何を学ぶか?先ず結論からすると○である。前年度が1845kWh なのに対して1707kWhで押さえている。恐らくここに住むになるようになってから最も電気消費量が少ないに違いない。それも二十年前からすれば半分以下ぐらいか。これが何を意味するか。

なにが前年比で変化したかを見ると、消費が増えた方ではミニノートブックを常時駆動させ、同時にUSB-DACの駆動時間も伸びた。留守録する時などは点けっぱなしになることもある。だから増加は覚悟していたがこれだけ減少したのには驚いた。しかしそれも最後の四半期だけなので要素としては限定的だ。更に六月からはルーターが二機になったのでこれも増え、更に最後の四半期はNASストレージがほぼ常時稼働になった。その他の増加分は殆ど無いと思う。

一方減少したのは、掃除を手伝う人が病気になってからアイロンが飛躍的に減った。洗濯の回数もシーツなどのそれが減った分若干落ちたかもしれない。これだけで1000kW以上も減少させられるならばその使用量を今後監視しなければいけない。同時に掃除機の使用も減ったので、これらの電化製品の使用量が上に当たるのだろう。だから差引を考えれば、減少分が各々の機器の電気容量差で数十倍以上なので、それが年間使用量で三分の一減少したとすれば増加分は完全に呑み込んでしまったことになる。逆に増加分はそれ程大きくはないので、やはり減少を今後とも工夫していかないといけない。次に購入の洗濯機は省エネを進めるかもしかない。

全体として標準な数値に近づいてきているので、仕事場としてもまたオーディオ機器も付けっぱなしで使っていることからすれば大変優秀だ。あれだけの消費をしていた私が、連邦共和国の始末な社会で標準に近づいてきているのは驚異的だ。夜も必要な照明は灯されており、早寝をしている訳でも全くない。オーヴンも週に二回ぐらいは使っている。冷蔵庫も四半世紀ほど使っている。全く省エネ製品ではない。省エネ製品は二つのモニターとPC類ぐらいか。ああそうか、そのPCのHDDをSSD化したことで、増えたNASストレージの電力消費を大分相殺しているかもしれない。NASは、常時点灯していても、HDDのように頻繁に動かない。意外に環境に優しいかもしれない。

一月以上遅くなったが、あまり誰も内田光子の数えの古希のお祝いを呟かない、だからそのクリスマス前の新聞記事を紹介しておこう。自分も忙しく特別なファンでもないので中々目が通せなかった。ルクセムブルクのリサイタルなども券が余っていて気になっている。近ければ行くが、それも何か面白いプログラムなら出かけるが内田のシューベルトには遠過ぎる。レヴィットのリサイタルでも一時間を超えて出かける気はしない。前回はルジュェスキーとのジョイントだから出かけた。内田の協奏曲はシェーンベルクやモーツァルトも聴いた。

新聞はそのピアノは、人の耳を澄ませて今までに経験したことの無い聴体験に導くものだとしている。そして正確なリズムは、小さな減速やメトロノーム上の加速において、とても強い表現力とするもので、その明白さを評価する。こうした音楽家は、「内面的な音が貧しくなるほど大きな音を立てる」ということを知って、こうした静かな音を奏でる音楽となるとしている。

モーツァルトへの志向はフィリップス社が推したもので、同時にシューベルトは取り上げていたがとあり、同時にショパンとドビュッシが挙がっている。ヴィーンでのピアノの先生がシェーンベルクとヴェベルンの弟子であるリヒャルト・ホイザーと書いてある。どこかで名前を見たような気がするが思い出せない。個人的にはシューベルトはブレンデルがあったので関心を持たなかったが、モーツァルトは内田に匹敵する演奏はあまり思い浮かばない。ショパンのチャンスがある様だったら今頃内田の録音を買い込んでいたと想像する。



参照:
Nicht nur Schmeichelei, Ein Wienerin aus Japan, Clemens Haustein, FAZ vom 20.12.2018
フクシマ前消費の半分へ 2017-01-29 | アウトドーア・環境
尽きそうな節電の可能性 2018-02-08 | 生活
騙された心算で行こう 2018-09-19 | 音

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