Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

2007年に鼻を突っ込む

2014-01-07 | ワイン
2014年の走り初めは山登りとなった。前回頂上まで行ったのは12月の初めだった。その後は鼻の調子なども悪く、途中の緑のベンチで引き返すばかりだった。そして今回は「ゆっくりと最後まで」を最初から考えて走ったので、息が上がることが殆ど無い走り方が出来た。これだけの急傾斜を頂上まで心拍数をあまり上げずに走れたのは初めての経験である。それでも足取りは軽く、テムポも悪くはなかった。途中経過時間などを一切無視して走ると、頂上へは43分、6110歩でそれなりにかなりゆっくりしたペースであった。

とても良い走りが出来たと思うのは、後半のどこでもスパートが出来るだけの走り方で、このような走りが出来るならば、どのような山も走り通せることが出来るということになるからである。標高差は500Mほどしかないので1000Mをやってみないと分からないが、爪先立ちの脚が問題なければいけるだろう。駐車場に降りてくると、72分、10475歩であった。心拍数は130に至らないぐらいであった。

そして鼻の調子が、あれ以後変わってきたのである。十カ月前ほどの抜歯の後、波はあっても結局鼻の調子は完璧とはならなかった。しかし12月の鼻噛みの連続の日々を経て少し変わってきている。兎に角、比較的乾いてきた感じで、走り出しからとても右の鼻から酸素を吸えたのである。そして走り終わってもそれほど腫れた感じはしない。ある意味、抜歯以前の状態に戻った感じもあるが、その抜けは大分違うようだ。もし、これが良い方に改善されれば運動能力は大分上がる筈である。

2007年産のゲリュンペルを開けた。2007年産のグランクリュのパイロットとして購入したPCである。抜栓早々、美しい果実風味とアロマが漂い、間違いのない熟成が確認できた。実際に飲んでみると今までほとんど感じなかったほどの柑橘系の風味が新鮮な酸と共に湧き上がるのである。三年ほど前に開けたときは酸が全く引っ込んでいて、苦味を感じた位であるから、リースリングの瓶熟成とは殆ど魔法のようなものなのである。瓶詰め四年半であるから、このクラスのワインとしては当然の飲み頃なのであるが、その液の色と言い味筋と言い、2007年の健康な葡萄の大成果である。2001年のそれを彷彿させるぐらいだ。二日目も流石に残糖感のようなものは若干出てきたが、このクラスとしては十分な強さである。

こうなればもはや議論の余地はない。明日ぐらいから、2007年の残りを探して見ようと思う。先ずは自分の体験を醸造所で披露し、意見交換して、手を打ってみよう。手元にはペッヒシュタインやホーヘンモルゲンなどはある筈だが、2001年産と比較しても十分にあるとは言いがたい。グランクリュをあと数年は寝かすと、2001年産との比較となるだろう。



参照:
麹の扱い方だけではない 2014-01-03 | ワイン
うちの原発と蕾の加齢 2012-03-17 | 雑感

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