Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

友好国フランスの近隣諸国

2011-07-23 | 料理
最新の世論調査では、再び合衆国が連邦共和国にとってもっとも信頼できる友人として返り咲いた。一時は、フランスが合衆国を抜いていたのだが、対仏関係の冷え込みもあり、確執のほとぼりが冷めた合衆国が18%のフランスを抜いて22%の信頼度を得た。

重要と思われる対外関係に関しては、フランス、合衆国、英国、ロシア、中国に続いて日本が入っている。十年前には47%でフランスに続いていたが、福島を起こしてしまうような国には何も期待など出来ないから当然であろう。余程の新技術への投資や社会文化的な躍進がない限り、もはや重要視されるような国とはならないであろう。

さてフランスとの友好関係で旅行をした。いつものことながら、トイレットが少なく、シャワーの足りない宿泊や住居の特徴は今でも変わらない。ビデはあっても、シャンパンを冷やすために使うぐらいだから、それほど習慣的に使っているものもそれほど多くはないようだ。

今回の経験で特に興味深かったのは、そもそもフランスではないサヴォワ地方の料理に対してのフランス人の態度だった。リヨンからブルゴーニュの彼らが直ぐに気がつかなかったのは、オート=サヴォワで出たスープの食べ方である。その前に地元のチーズが出ていたのだが、それをスープの中に放り込むことは誰も気づかなかったのである。さらにどうしても皮を剥こうとすると、小屋の主人は「ツーリストはな」と仕方ないなという顔をする。あとで知ったのだが、こうした食べ方をするのはレマン湖を囲むスイスのフランス語地域でも同じようだが、これまた今まで気がつかなかった。

メインはパスタのチーズグラタンであるが、ドイツで言うケーゼシュペッツェレであり、その小さなパスタのことをフランス語では確かコキレッテと読んでいたようなのだ。

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2 コメント

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Unknown (Seedsbook)
2011-07-25 00:59:42
>地元のチーズが出ていたのだが、それをスープの中に放り込むことは誰も気づかなかったのである。さらにどうしても皮を剥こうとすると

一体どういうチーズだったのでしょうか?
チーズばかり続くと胃が苦しくなります。
嫌いじゃないけれども。。。。
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フランス料理は脂肪が多い (pfaelzerwein)
2011-07-25 01:55:27
土産にした同様のチーズの写真をアップします。脂肪の大目のものと少な目のベルクケーゼ風のものとがあります。少な目といってもフランス料理は脂肪が多いので ― サヴォアは厳密には若干異なりますが、ドイツ語圏のものに比べると一般的に円やかな分柔らか目ですね。胃にもたれると言うのはまさにこの脂肪分で、少な目のものを選べばよいかと思います。因みに上のチーズ料理は最後までさらえたのでさすがに熱くなりました。

上の向かって左手の女性のよそい方が悪かったので一寸指導してしまいました。ドイツ女性の方が家庭的なのかなと改めて思わされる一景でした。
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