Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

煩わしさから開放される

2014-07-05 | 雑感
新しいミニマウスを使っている。古いもののクリックが調子悪くなって我慢して使えば腱鞘炎になる恐れを感じたから直ぐに購入した。前回のものがケーブル・ボール式なので、コードレス・レーザー式の新しいものは当然の事ながら使いやすい。それでも予想に反して、底面が小さいことからマウスパッドを使わないと木の机の表面にダメージを与えそうなのである。更に当然の事ながら電池式なので、使うたびにスイッチを切ってやることも必要になり、若干煩わしい。

今や価格は、コードがあろうが無かろうが、その差は最小で、使いやすさを追求すればよいことになる。ラップトップも机の上に置きっぱなしならばケーブルもさほど邪魔にならないかもしれないが、ローラー式には限度もある。そこで、昨年購入してとても使いやすさが気に入っているロジテック社のコードレスを選択したのである。

大きなマウスとこれとの差は電池の耐用時間保証が無いことで、大きなものは三年ほどの保障をしている。それに比較してミニマウスの方は数ヶ月と囁かれているが、スイッチを小まめに切っている限り可也長持ちしそうである。逆に煩わしいスイッチの切り忘れを含めて、数ヶ月ということなのだろう。

手短に使うときにはマウスのスイッチを入れることも無く済まして、本格的に作業するときにマウスを使えば良いのだろうが、旅行のときなどを考えればこの小ささと軽さはやはり嬉しい。また電池の横に収納も可能なとても小さな受信機はロジテックのユニファイイング受信機とはまた異なる。

二日続けて同じ新たなボールダー課題に挑戦した。二度目で解決する心算で出かけてが、四段階ほどに分けた前半と後半が繋がらないことが分った。要するに後半の手掛かりを変えなければ登り切れないことが分ったので。解決容易な後半のそれを修正したが、前半と繋ぐためには最大の核心部を解決しなければいけない。

座った姿勢からあまりにも厳しい穴を避けて、上の縁に両手の指先を掛けて、身体を引き上げて、やや角の右横の足場と庇の下の左の足場でバランスを取って、左上の大き目の斜めの手掛かりに左手を伸ばす。若干動的になるが仕方が無い。そこから、左足をよい位置に固定させて、右手へと手掛かりを変えることが核心部となりそうだ。その右手で身体を角の左側に思い切り体重移動できれば、今度は左手でバランスを取るためにその一つ下の縁へと移すことが出来れば、登り切れるのだ。

初日の水曜日には昨年の秋に見かけたサル顔小母さんがいて、どうやって登るか知っているかと声を掛けてきた。「始めたところだから結構」と答えると、「なにも必ずという訳ではないわね」と呟く。結構、彼女がどのようにそこを克服したかには興味なく、我々アルパインクライマーにとっては課題を克服することが目的ではなく、課題を見極めることが練習で、それを解決する技術を身につけることが目的なのである。だから一つの課題に何日過かっても、それのために心身ともに鍛錬できればよいのである。彼女らにはその価値は分らないのではなかろうか?

手がつるほどの負担があり、足も草臥れたが、そのあとの次の課題の見定めも含めて二時間半ほど過ごした。ワイン街道は摂氏33度を超えていたが、いつもの二十メートルほど標高の高い森ではぐんと気温が落ちていた。それでも斜面の木陰は気持ちよかった。肩が痛むことも無く、これで筋力強化へと結びついていくだろうか。



参照:
焦らずにこつこつと片付け 2014-07-03 | アウトドーア・環境
決して悪くないコンディション 2014-06-27 | アウトドーア・環境
カメムシ型の無線マウス 2013-06-20 | テクニック

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 洗濯してみないと分らないが | トップ | 過熟成気味の今日この頃 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿