Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

コールマンならずクールマン

2016-06-14 | アウトドーア・環境
先週は四回走った。雨の合間に走った感じだ。最後の日曜日は久しぶりに8キロコースを走って歩いた。前夜に強い雨が降ったのだろうか、初めて見るぬかるみがあって、谷では道に水が流れているところもあった。全く気がつかなかった。局地的なものもあるのかもしれないが、直線距離でベットから数キロも離れていない。

足元を気遣いながらゆっくり始める前に、前回の成果に気をよくしてまた準備体操をした。やはり走り出しの身体の動きにぎこちなさが無くなり無理しないで走れるのが良いと思った。これは癖になりそうである。いつもの沢の折り返し点まできて、そこから歩いて上がる。

この歩きが長く高度差が大きいので最後には足が辛くなって永遠の登りのように感じてしまうのだ。走っても駆け足のようなもので所要時間は殆ど変わらないのだが、このコースを繰り返し歩くうちにいつの間にか走るようになってしまうのだ。ここ暫く痛めていた上あごの歯の根が腫れていて具合が悪く、坂道を登りながら痛みを感じていた。昨年の九月に問題になっていた箇所である。再び炎症が収まってくれればと思うのだが、なによりも抜いてしまうとなるとこれまた具合が悪い。そのようなことでここ暫くのスポーツ能力は落ちているに違いない。折角肩も治り、膝も治ったが、何とも致し方が無い。腹立たしい限りだ。

先月入手したコールマンの冷却手提げを愛用している。なによりも優れているのはアイスボックスとは異なり手軽に持ち歩けることで、車での移動には欠かせなくなっている。普段に買い物にも暑い日は冷却材を放り込んで出かける。なにも冷凍食品を買わないまでも、牛乳でもバターでもこれが無いと買い物をして一直線に矢の如く帰宅しなければいけない。しかしこれに野菜でも魚介類や肉類なんでも放り込んでおくと長持ちする。これは捨てる食料品を極力減らすためには効果が大きい。価格以上に無駄が省けそうだ。

ネットの講評では、ファスナーにYKKを使っていないとかあったが、今のところまだ問題は生じていない。それどころか細かなところもよく考えられていて、まだまだその機能を使いこなしていない。そして大きさの29Lは車での移動には理想的である。今後旅先での名物食品などを持ち帰るのも楽しみであり、ピクニックも機会があるかもしれない。兎に角暑くなると手放せなくなりそうだ。

我々世代の山やさんにはコールマンと言えばなによりもガソリンのコンロだった。まだまだ灯油のホェーブスなどというスェーデン製の煮炊きコンロがキャムピングの基礎であった。それは予熱だ何とかが面倒なので、一部ではガソリンの組み立て式コンロなどが岩壁でのお湯沸かしに使われるようになった一方、ガスコンロもフランス製のキャムピングガスの製品が出始めていた。しかし、高峰ではあまり火力が無いので使えないというような印象が齎されていた。当時初登攀されたフレネイの岩稜などでも使われていた写真があるのでそのようなことは無い筈なのだが、タンク部を温める方法などがあったように記憶する。

そして今日本のサイトを見ると、日本から撤退しているようで、どうも互換性を無いことが命取りになったようである。それに比較するとコールマンはガスコンロも出ているようで成功している。現に上の手提げ・ショルダーバックはこちらでは出ていない。欧州では地理的な関係もあってかキャムピングガスが今でも最強であると思うが、価格も安く評価も高い。逆にコールマンはガスでは充分に市場参入できていない。



参照:
アイスボックスで軟着陸 2015-12-18 | 生活
天候不順な中を往復 2016-06-02 | 生活
コメント (2)
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