Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

新たな郷土の淡水魚

2005-07-25 | アウトドーア・環境
ロットアウゲンと言う小魚を食した。コイ科で名が示すように目の光彩が赤い。英語でローチと言うとひょっとすると馴染があるかもしれない。シベリアからピレネーまでのアルプス以北に生息する。スェーデンの西部やノルウエーの北部、アイルランドにはいないという。塩水湖から海抜1000メートル級の流れにいるが、鱒のいるような激しい流れは避けるという。

この魚は最近、プファルツで養殖されていると言うので殆んど郷土料理になりかけているらしい。フリッターにしたものを、びれを外して、手で持ちながら中の骨だけを残すように食す。えらの横の長い小骨から肉を抜くのが難しい。大きな口を開けて、前歯で以って削ぐ事が出来ればよいのだが、歯が届かない。身が締まっており、味も良く癖がないので、しゃぶり付くのも楽しい。

七ユーロもしない皿で食べきれないほどあったので、二匹ほどをお持ち帰りにして、冷えたままワインと再び味わう。なんとしてもこの値段が美味い。
コメント (7)
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