光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

春の、星空の不思議

2010-04-28 18:52:17 | 散策
  このところ、晴れるともうさほど寒くはないし、また窓から星空という手抜きが基本でもあるか
ら、割りと、あるいはちょぼちょぼ、星の姿を眺めることが出来る。もちろん、もう少し、体調と、
それから夜の気温の低下がなければ、外に出て見上げる星空は格別で、こうゆうことはもう少し、
まだ春も浅い時間、やったことがある。真上を見ると、赤い星が見えて、それが火星で、普段余りそう
ゆうところに明るい赤い星がないから、見上げるとちょっと違和感がある。その、冬の星空も、段々
と時間がたつにつれて、西に、西にへと動いていって、でも、火星は反対の東の方向へと進むはず
で、また何がなにやらわからなくなる、そうゆう時間が来る。
  惑星という字の如しで、少し前は遊星とかいってなかったか。惑星も、変わったという感じ
があるが、冥王星が惑星でなくなって、何年たったのだろうか。ほとんどの人が見ることのない、
そうゆう惑星。あまりに遠くにありすぎて、それこそ、ハレー彗星の方が、ずっと人の見る機会は多かっ
た。なぜ、トンボーさんは、冥王星を発見したか、その仕事振りは、恐らく真似の出来る人は当時は
いなかっただろうし、今もそうゆう人は、限られている。未知惑星の存在は指摘されるものの、今
の科学技術と科学の進歩が、それを予言しているようで、でも結局それを最後に見極めるのは、人
だろう。あまりに、遠い世界のことで、興味もそれに集中することはまれで、それこそニュースに
ならないと、忘れてしまう。普通の人と同じだ。

  金星が今、西の空に見えているが、この時期はいつも同じというわけでなく、ちょうどいい感じ
というのは、一つは、位置の問題がある。それが今の4月であって、これが1月とかだと、日の入りの
時刻もずっと早く、もう夕方、同じ条件で、金星が西の空にあると、もっと低い西というより、
南西の位置にあることになる。惑星の位置は、大体太陽の位置と一致するから、冬は太陽はずい
ぶんと南のコースを移動するように見える。それゆえ、太陽からある角度以上は離れない、金星と水星
は、同じように、南のコースを通っているように見えて、実際に見えるのは、それは暗くなる時刻
で、夕刻である。
  冬は、寒いし、というものの、夕方、もう4時ころに南西の空を探すと、金星は見えていた
りする。それで、人には生活のリズムがあるから、ちょうど星を眺めるいい時間というのは、決ま
っているようだが、金星も段々と地平に近づいて、大気の影響なり、また地上の建物や灯りの影響
もあって、あまりいいとは思えなかったりもする。金星の一つを見るのにややこしい条件がある。
今という春から、初夏にかけて、西の空に、宵の明星を見ることが出来るのは、私にとってはなか
なかありがたいことで、
  少しだけ出しているが、久しぶりに星の写真らしきものを、乱造している。傑作というのは
ないが、やっていることは傑作であろう。空を眺めるに、ちょうどいい時間、金星が西の空に見え
る、というのが重要なのである。ただ、その方向だと、カメさんも一番簡単な、ただ置くだけと
いう方法で、使うことが出来るからだ。
  だんだんと、目も悪くなり、また足下も危なっかしくなるものだから、なるべくなら安全な
ところで作業が出来ればいい。それには、西の空が、建物の構造上かなりよく、また気楽にバシャ
バシャやれる。

  カメさんの話しは抜きにしても、まー知らないことは多い。水星も西の空に、4月の初めは見え
ていた。これに気が付かない。情報も忘れるし、それで惜しいことしたが、金星と一緒に、水星も
見えていたというときがあったようだ。これは見逃したか、どうかも忘れた。それから、金星と月と
の接近というのもなかなかの見ものだと、個人的に思うけど、これもいい条件で見ることが出来る
かも知れない。あまりに細い月は太陽から、離れない。これからさらに金星は太陽からは離れる。
それゆえ、見やすい位置で、金星と月の接近というのが、観察はよりやさしくなる。
  秋の星座というか、星星である、プレアデス星団、すばるも、今頃でも宵の時間に見えると
いうのは、理屈でいうとしばらくするとわかるが実感はまずない。そのようなものは、秋に見える、
冬のものという感じだが今でも天気さえよければ、見ることが出来る。これは、双眼鏡で実際に見たこ
と。天の北極に近い星なら、見えている季節は長いので、北極星は晴れていれば、毎日同じところ、
ほぼだが、に見える。

  忘れていたことを思い出すように、また知らなかったことを発見したように書いた。これに少し付け
加えると、オリオン座の三ツ星というのは、ちょうど天の赤道にあって、この星はほぼ真西に沈む。
真東から出て、真西に沈むが、このオリオン座の星星も、金星と一緒に写る、そうゆう時期でもあ
る。これは、3日か4日ほど前、金星と同時に写る、オリオン座の三ツ星を確認したことから、気が
付いたことだが、まー面白みはないが、西に今頃の7時過ぎ、オリオンが地平近くに、傾くというの
もはっきりとした。

  よく夏のオリオン座という言葉があるが、これは夏の朝、明け方の出来事であって、ぐるり回転し
たオリオン座が、夏の朝早く、まだ日も出ない、そうゆう時刻に、東の空に見えることをいうが、
はたして夏のオリオン座がいつごろに見えるか、というと、これは見た記憶がありそうではっきり
としない。





  青のアネモネ、まだまだこれから咲く勢い。




  ホトケノザ。花の色は紫か、赤紫。で、ヒメオドリコソウとか、ムラ
  サキケマンと同じ色のようだ。




  小さく咲いている。ホトケノ座という星座はないが。




  青空に、ちょっと珍しい、下に伸びる木の花。


  チューリップ、幾つか。




  その一。




  その二。




  その三。




  その四。




  その五。



暗闇の、シャガとヤエヤマブキ

2010-04-28 16:13:12 | 植物・花(春)
  雨は、朝に止んだけれど、その後も
  あまりすっきりしない、お天気。
  日も照っている時間があったようだが、短かった
  ようなで、全体の印象は、雨のち曇り。それで、
  晴れという感じは今のところ、ない。

  花の変化は早い。木々の緑の変化も今は早く
  2、3日前のものももう使わなくて、新しいものと
  入れ替わったりするものもある。そうでないものの
  ほうが多いが。

  それで、今日は曇りで、シャガの花は、背景が暗く  
  闇の中に、ぼっと咲くようにも見える。
  ヤエヤマブキ。八重のヤマブキもまだ緑の葉だけのものがあって
  近くの、ヤエヤマブキは少しずつ、花を咲かせている。




  シャガの花は、二度めかなー。好きな花で、あまりたくさんはないよ
  うだ。それで、曇り空だと、花は返って白く生き生きする感じ。
  背景が暗く、蕾がボウッと白く、浮き出ている。




  一箇所のものを、大きさを変えて。
  中央の花の下に、水滴が見える。




  その辺りを、さらに拡大して。シャガの花は曇り空が似合いそう。

  ヤエヤマブキ。



  この花、少し奥まったところにある。うまく日が当たると、もっと明る
  くなるが。ヤエヤマブキもヤマブキの花もそうだが、薄曇りの光がい
  いように思える。




  花があって、蕾がたくさんある。まだまだこれから。



  
  上の中央辺りを、拡大した。花の数は少ないが、それなりのよさがある。

  
  

大雨だけど。

2010-04-28 06:41:30 | 散策


  ニコニコ、チューリップ。これも、少し時間がたった。
  雨で、チューリップはどうなっているか、心配もあるが、
  どこにでも今はチューリップの花はある。
  見飽きたかも知れない。



  朝のお天気は、雨。今は風が止んでいて、もう少し前は、風が先にあったよう
だ。眠りながら、風の音があった。それが弱くなって、今度は雨。雨の音がしだし
て、その音が大きくなった。雨、よく降っている。雑草が育つ雨。で、予報は雨のち
晴れ。

  アメダスの6時の気温、10.5℃。気圧は1015.0hPa、湿度は94%。西の風が2mで、
午前4時くらいから、5mm前後の降水。これはよく降っている。

  夜中は、雲と月の明かりがあって、このまま晴れかと思ったが、そうでもない。
叢雲だった。

  朝が雨だと、ちょっと体も重い。それで、これだけ雨が降るとどうなるか。
河の水嵩が増すだろう。すると、芭蕉の俳句のひとつも思い出すことになる。急流
とか、あるいは橋が流される。それから、セミの声がしみる。どこにか、岩へと。
なかなかそうゆう考えは出てこない。

  神が通ると書いて、神通川という名の川がある。で、反対側に庄川があって、
右も左も大体、大河。で、この地理的な様相がかなり特徴的かどうか。特異的か
どうか、というと、日本全国同じだろう。さらに世界中、より低いところに、川は
流れる。そうゆうところに雨の水は流れて、さらに川は深くなる。水も運ぶが、
船も運び、ついでにゴミも運んで、河口は賑やかになる。
  神通川の河口の大きさというのをおぼろげに思い出すことが出来るが、海との
境はわからず、漠然として、恐怖感が辺りにある。近寄らないのがいいと思う。