光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

春は、北の雨風、降り止まぬ

2010-04-07 19:00:00 | 散策
  毎度、薬局を出て、少しだけホッとし、それで道々歩いて、都会の景色を眺めるのが
楽しみといえば、そうであって、一体何のための病院ゆきか、というのがいつも自分の思うとこ
ろだけど。これが、というか、病院へ行って、そこからもう少し足をのばすというか、街中を
散歩するのはなかなかいいことのようで、これがなかなか出来ない。
  一つは大きな病院が、ほとんど鄙びたという感じのところに、あるとか、あるいは昔は、街の
中にあったが、新しく建て直すという場合、郊外がその候補地になって、でもその地域の方にとっ
て、朗報だった。でもなかなか、そこにゆく、交通手段というのもある人はいいが、ない人にとって
はこれは余計大変になる。考え方としては、大病院は街中にあるのが、やはりいいのではないか。

  それで、この前はちょうど一月前であって、旧暦であるからそれは28日前となるが、何とこの
日は3月というのに雪が降って、そこにゆくのはどうにかなったが、毎度の寒さ、そうなる、1月も
2月も、凍る寒さで病院にゆき、なんだか今年も、付いていないと思ったものだが、3月は、雪で3月
の雪は少ないが、体の負担も多く、もうそこにゆくだけでくたびれて、それから雪と一緒に外歩き
をする気力はなかった。もしも、快晴で、空は晴れて、辺りに花粉が舞っていたらどうだった
か、これは、考えるに非現実的で、しかしその先があったかは、よくはわからない。くたびれる
ときがあって、そうゆうときに、それ以上の負担がかかると、それこそ遭難しそうで、辞めて、
帰って来て何たることなど思うものの、それでよかったという気がした。それで一日は終わるわけ
でなく、その先があるからだが、それでもそうゆうときは、体力のなさのことも考えるが、いよ
いよ老いが盛んになったとかも思い、自分がやったことに特に無念さもなかった。でも、帰って来
て、日常に近いことも出来て、それ以外のことが出来なかった、という不満は残った。でも、どっ
ちにしろ体調の悪いというときはあるもので、それゆえ病院へとゆく、そのときその先があれば、
なおのこといいだけで、そうゆうものの中に、街中の散歩があるが、
  1月、2月、寒い中、それをやって、もう同じことをやる必要もないか、という、ことも
いえそうで、でも悔しい。

  薬局で、世間話しをして、それでいったん病院側に戻る。そこに病院から出てすぐのところ
に、シモクレンの大きな木があって、これの花を見るのはさすがに、2、3月というのはなく、この
4月になって、ちょうど1年前を思い出した。もう面倒な感じがしたが、ちょっと元に戻り、その
花、まだ咲き始めでもあった、を写した。やってよかった。
  去年、同じころにここでシモクレンを撮り、それから多分いい天気のはずで、何があったかという
と、地元の大学の入学式というのがあったようで、初々しいというか、希望とそれと期待と、他に
何があるか、向学心、勉学に励むという決意みたいなもので、輝いている、そうゆう若い人を
見かけた。昔を思い出して、苦笑した。特に勉学に励む気もなければ、ただ何かいいことはある
だろう、という気はして、しかし勉強などはやる気もなかったし、一体何だったのか今でもわか
らないが、学校というのは自然と、トコロテン式に押し出されて、なんとかなるだろうという、
そうゆう考えしか持っていなかったからで、そうそう教科書とか辞書は買った。で、それで勉強
などせず、いろいろ話すことはあった。そこは学生のたくさん集まる、そうゆう住居でもあったか
らで、でもそうゆうところに入ったから、というので、特に強制的に酒を飲まされるとかは、まった
くなかった。飲まない人も上級にいて、で新入生が親と一緒に酒を酌み交わした、という話しも
あったようだ。

  何を書いているのかね。必要なところにもゆき、それから街の中の風景も雨に気を使いなが
ら、ボチボチとカメさんのボタン押して、枚数を増やす。こうゆうときは、防水カメとか思う
が、結局傘一本でなんとかなるときというのが、雨の限度でもあるような感じがある。これが
わかるとよっぽど海に、湖に潜るとかいう目的以外に、それからプロの方、工事の方などなどを
除くと、普通のカメさんで十分なのである。
  疲れているようで、それで長い通路を歩く。北陸本線を横断する、地下道で駅の北から南へも
ゆけるし、さらにその先があって、大きな駅前の道の、向こうへと出ることも出来るが、そこまでは
息切れがしそうで地上へと出た。深呼吸。古里への降り立つ駅でもあって、またここから出発する
そうゆう人もいるのだろう。この駅はもっぱら降りるのが専門的な感じがあるのは、もともと、
この地の生まれではないからで、でも昔のその感じは大変好きであって、それは大学のあったところ
の駅の感じにも似ていた。やっぱり昔はということになってしまう。

  息切れして、それで何冊あるかわからないという、それでもあまり大きくない駅ビルの本屋さん
にもゆき、読まないだろうというそうゆう本をまた買ってしまった。いっそのこと、棚ごと全部買い
たい、という気もときにあるが、まー書くのは自由だからかなー。




  黒い、桜の花。なんだかそう思える、セントラム。
  セントラムは、環状線であって、乗る人がいないと、すっと向こうへと
  行ってしまって、撮影のポイントというのを考えないといけない。でも、
  この位置の前は遠いようだ。




  ここからは、鄙モード。この植物、葉っぱの形はヒイラギ、色と実とは
  ナンテンで、ヒイラギナンテンというもの。これが盛んに風で揺れて
  いて、でも写っていた。




  芝のようで、シバザクラ。だと思うけれど、冬ごろというのはもしか
  して、こうゆうものを踏ん付けているのだろうか。




  紫か、青の、その混ざった色ともいえる、スミレの花。ここにタテハ
  チョウがいるというのも、たしかスミレの花が食草だから。




  さほど大きくはない、でも大型のセイヨウサクラソウ。プリムラ・ジ
  ュリアンの、この色のものが出て来た。




  チューリップ。富山といえば、チューリップ。それで、4月で、暖かい
  ところ、太平洋側でしょう、だともうたくさん咲いていて、今日は駅の
  前に、このチューリップの植えてあるのを見たが、花はまったくなか
  った。



花冷えのお天気、と散らない花

2010-04-07 16:26:08 | 植物・花(春)
  きのうから、小雨。小雨だけど、斜めに降る。
  冷たい雨は降り続けて、今もまだ降っている。
  予定だと、もしかして午後から晴れ間と思った
  けれど、そうはゆかず、まー冬に近い、そうゆう雨。
  斜めから降る雨は、いただけない。

  7℃とか、今は6℃台が多いようだ。
  きのうは20℃以上の気温があって、これでは花も
  震える。
  気の早い、満開といわれる桜の花はもう散り始めるかも。
  今日は、残念な花冷えの一日で終わりそう。




  今は、カエデの新葉が、ようやく出て来て、これは見飽きない。あちこち
  に、これはよさそうというのがある。その中の一つ。




  忘れていた、というかもう花はない、オウレン。オウレンの花は大体
  雪の終わりころに、少しずつ出るものだが、ことしは寒かったからか
  花を見ないで終わって、今は緑だけがある。




  どう見てもきれい、美しい、もも色ツバキ。




  二色ツバキ。これも、まだまだ新しい花を付ける。赤いもの、それと
  赤と白、純粋に白いというのはないようだが。
  左側に、芽吹いて来た枝があって、こうゆうものと一緒だとなおいい。




  ユキヤナギ。ますます、花は盛ん。




  花を拡大しても、十分耐えられるものがあって、小さくそれこそ雪か、
  綿かのように写るのもいい。
  


小雨、曇り空、ヒヤシンス

2010-04-07 06:43:47 | 散策


  もも色の、ヒヤシンス。きっと触るとヒンヤリもする。
  この横に、大きなスイセンがある。
  その写真に、薄っすらこのヒヤシンスが写っていた。
  まー安全である。


  朝のお天気は、小雨。ひどい風、雨というのはなく、穏やかな夜で、静か過ぎる
感じが逆に不気味であったりもする。穏やかに、気温は下がりつつ、あるようで、雨の
状態もひどくはなかった。小雨ゆえ、強烈な冷えもなく、ほどほど。ほどほどで、まだ眠く、
半分朦朧。

  アメダスの6時の気温、7.6℃。ずいぶんと下がったものである。きのうの最高気温は
22℃くらいだった。気圧は1018.7hPa、湿度は94%。北北東の風が2mとあり、しかしほとんど
静謐。記録に残らない雨。

  雨にならない時間、もうきのうの思い出話しを書いているが、いろいろ春らしいものが
出てくる。チョウも、花も春らしく、これは嬉しい。で、同時に例えば熱気というものを
感じて、さらにそこには、蚊の大きなものがもう群れを作って舞っている。その中の一つ
くらいは、ちくりとこちらの肌を刺していいようにも思えた。花がいろいろと咲き、きれい
なチョウも出てくるが、同時に、あまりありがたくないような、昆虫、それが蚊だったり、
毒蛾だったり、それから、ダニだったり、さらによからぬ微生物を持つ、そうゆう小
動物だったりもする。
  冬は、一面白く、すべてが凍ったようであって、寒さとかいうものをのぞくと、もっと
もそれは不可能だが、虫に刺される、物が腐る、熱気にやられるというのはまずはな
かった。今は少しずつ、寒さはなくなり、だんだんと普段の生活は楽になるが、こんどは
違ったものに注意しないといけなく、まったく、いろいろな問題は、形を変えてやってくる
ものだ。わかっているけれど、忌々しいとも。朝から、なんだか気の乗らないことを書いて
いる。

  それから、ときどきイヌに会う。飼い主と一緒だったり、つながれていて、特に
怖いと思うこともない。で、吠えるイヌはかえってイヌらしくていいと思うこともある。
でも、きっと子供のときとか、飼い犬と遊んでいて、ちょっとかまれたりするという
ことが、その後イヌはあまり好きになれなくて、とかいうものにつながるのではないか。
今のところ、私にはそれはないが。