光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

雨の街道と、かすかな希望の光

2010-04-08 18:59:06 | 植物・花(春)
  雨の、街道は、きのう歩いていた道でもあって、それでラジオでもTVでもいっていたよう
に思うが、地元の大学の入学式というのが行なわれて、恐らくその道にも、新しく学生になられ
たという方が、歩いていただろう、と思うところでもあって、去年はちょうど、そうゆう人
たちと、ばったりと会った。ずいぶんとあちこちの道から、ぞろぞろ若い人の姿が見えて、いま
どきの学校などまったくわからないが、昔のときと、変わらぬものもあったようで、でももうそう
ゆうことを自分のことで、振り返る気にもならない。
  ただ、今日は朝はそこそこ寒かったけれど、晴れてはいて、その後も晴れ続きで、まずは
目出度いと思われる。それから、そこからも桜がたくさん咲いているのが見えて、でもそこまでゆく
気力は、もうなかった。そっちの方までゆけないと、入学式とやらにも、参加は出来ないので
あるが。で、いいお天気と雨で、斜めに降りつける、冷たい雨の日の、入学式も悪くはないが、
でもやはり晴れた日の方がいい。で、自分のときもきっと、晴れていて、だからお天気など覚え
ていない。どうやっていったかというのも記憶になく、それでいい。

  桜の花が、そばで満開に近くなって、これは住所でいうと、名前が変わってしまう。そうゆうと
ころはたくさんあって、一々同じ住所のところで、桜など探しても、そうは見つからない。で、
距離的にほとんど問題もない、そうゆうところにこの桜、この一つ前の、ものに出たもの、はあっ
て、ここははっきりいって、全然知らないところでもあったが、たまたま隣の地域だから、半分
は知っていて、残りの半分くらいは知らない、というところ。そこの一箇所でもあって、去年
少しその先まで歩いたら、今までのところよりでも、である。すると、桜の咲いた後、つまり葉桜が
見つかったのだが、それゆえようやく、結構に立派な桜のあるところを知ったのだけど、でも
その桜を見るのに一年かかかった。待った甲斐はあったようなで、花も姿・形も美しかった。
  もう少しいうと、ただ、写真のみ撮っているような気がしないわけでもない。これはまー歯痒い
ところでもあって、美しいものをただ単純に眺めるのも特に面白いものとも思えないもので、こう
ゆうところはいろいろ集団なり、あるいは気の合う人と行くのがいいだろう。ただぽつんと桜を
見ていて、で、何か歌の、あるいは俳句の、また川柳の一つも浮かぶかもと思うが、ないなー。
  桜見物の記憶も、しっとりとして、というものはなかなかないようなで、それこそ夜桜は、
まったく宴会に等しく、ただ過ぎると馬鹿みたい、楽しくもあって、考えるにアホらしいとも
思える。でもそれを思うのは、今があってでもある。そうゆう経験がないと、そうゆう感慨も
ない。

  その桜の見物に来ていたという方は、少し数が多く、もしかして体の調子の悪い人、あるい
は、一般的にいって、介護を必要とされる、そうゆう人かも知れず、それで、その姿をチラリと
見て、自分の父のことを思い出した。父も、まだ認知症の進行も中程度くらいの、元気だと思える
ときに、多分桜の見物とかに行った、という話しをしてくれたか、介護福祉士の方から、そうゆ
う説明を受けて、それを聞いて少し羨ましいという思いもあったのは事実である。羨ましいという
のはおかしいかも知れない。よかったではないか、ということだ。
  でも、もう少し早い時期から、少しは外に出かける、そうゆうこともできた時間があって、し
かし結局、そうゆう時間、自由な老後の時間に、あまり外に出かける、あるいは旅に出る、とい
うこともやらなかったし、またもうそうゆうことにも情熱はなかったかも知れない。が、惜しい時間
を逃したものだと、残念にも思う。もっとも、本人はどう思っていたか、わからないが。





  雨で、それでシモクレンもようやく咲き始めた。きのうの病院の、帰り
  のもので。薬局から一旦逆戻りした。コンクリートがあってよかった。




  斜めの雨降り。北風、それで、バッグを持って、ずり落ちそうで、傘を
  差し、ミニカメを持つというスタイルは誉められない。が、しょうがな
  いのである。
  この辺りだと、今日は大学の新入生の皆さんが多く、歩いていたはずで、
  それがきのうでなくてよかった。




  ここにはシデコブシと思われる、そうゆう植物が咲いていて、雨で、
  しかも冬の寒さは厳しく、花も色は悪く、紅色もあるが、痛々しい。




  シデコブシと遠くからでもよく目立つ、高いビル。
  ここでも、今日の午前には多くの新入生の皆さんが歩いて、あるいは雑
  談をしていた、はずである。




  ライトレール、あるいはポートラムがやって来た。この角度は珍しいか
  も知れない。雨でもライトレールなのである。




  ぐるぐる、90度方向を南に変える。落ち着いた色合い。




  きのうも一度出したが、環状線。セントラム、市内軌道の、は、なか
  なか撮り難い。もっとも、写真を撮る、そうゆう人は見かけないようで
  もあった。1台見送って、
  しばらく待って、この一台が来た。なんだか車体の色合いが、ぱっと
  しない。広告かなー。



大木桜の、花見学

2010-04-08 16:19:53 | 植物・花(春)
  お天気は、晴れ続き、気温はそこそこ。
  午後3時までの最高気温、11.4℃。
  だから大体、高い方で10℃くらい、という感じかな。

  一本の桜があって、少し遠いところに大木の桜がある。
  こちらは神社のようで、それゆえ、その桜の木は、大きい
  のが数本ありそうで、それ以外に小さめのがまた数本ありそうで
  なかなか、この桜の花の状態は壮観なものとなったようだ。

  北風で北風に押されるような感じで歩き、バタバタ慌てて
  余裕ないから、それでまた早足で歩くと、ようやく汗が出たが
  暖かいという感じは、なかったようだ。
  くたびれたというのは、明日に感じるか。



  新芽、木々の芽吹き。少しずつ、色も濃くなる。ようやく遅い春が
  来た、という気がした。




  こちらは、逆光となって、また裏手の方からだが、まーすぐにこれは
  すごそうというのわかる。




  大木の、桜の木の下に、すっぽりとおさまって見上げる。




  左に一本大きな桜があり、右にも同じように大きな桜がある。
  交互に入り乱れているようで、そうでもないのか、わからない。




  少し拡大。桜のトンネルみたいのが、見えないかな。




  上の画像のもと画像で、ファイルのイメージ。
  どこを見ても花だらけ。




  枝の広がり。
  壮大であり、壮観であった。
  写真を撮りに来る人もいて、桜見学をする人も、ほどほどにおられた。
  ここは北風はあまり感じない。





寒々しい、晴れ間

2010-04-08 06:44:47 | 散策


  スイセンの、花のこの赤いところが本当の花びらなのだろうか。
  この赤いともいえる、色が気を引いた。こうゆう色が自然にも
  あって、スッとこれを引くと、虫も寄って来るのだろうか。
  今頃、花を咲かせるスイセンも、これが普通かどうか。 
 


  朝のお天気は、晴れ。快晴ではなく、太陽の上にも雲があるし、また西の空にも
雪雲のようなものがあって、まだまだ寒気が残っているのは、たしかなようだ。朝は
今頃の季節だと、この気温は寒く、震える。風はほとんどなく、またパラパラ、雨が落ち
てもおかしくない。

  アメダスの6時の気温、3.8℃。気圧は1025.0hPa、湿度は92%。風は、南東から、1m
とあり、東の方角からだが、これは珍しい。風見鶏もクルクル回っているのだろう。

  きのうの夜から、晴れ間が出ていて、チラチラ星も見えていたが、あまりいい天気は
期待出来ないようで、雲が出たり、晴れたりのお天気だったようだ。それにしても、今頃
にまた冬のようなお天気になるとは、なんとも悲しい。どうなっているの、このお天気。
高気圧はそこにあるのに、寒気の状態がわからないと、正確な天気というのが、出て来な
いようだ。
  結局のところ、観天望気しかない。少し振り返ると、火曜日は最高気温が22℃くらい。
で、水曜の朝にかけてのお天気は、やけに静かな、つまり知る人ぞ知るような感じで、
冬がやって来たのだが、これもちょっと考えられない。あまりに静かで、風速というの
がなかった。どうして、すっかり寒気と入れ替わったのか、その辺りがよくはわからな
い。じわじわ、寒気がしかしかなりの速度で、にじり寄って来た。寒いと思ったとき
は、もう冬だった。

  今日も静かなお天気で推移している。それで、また20℃を超えるかというと、そう
ゆうお天気にはならず、でももし太陽が出ると、暖かさは感じるだろう。でも、雨が
降る、晴れでも、があるとこれはやりにくい。すっきりと青空、という感じになるのは
いつか。まさか、そろそろ梅雨とかにはならないだろうな。