光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

剱岳冠雪

2006-10-09 19:10:35 | 散策
  朝は、快晴であったが、地上近くには雲があった。東の、毛勝三山、剱岳、立山辺りも雲に隠れている。西の方も同じで、妙な天気といえばそのとおりである。
  午前中は、おとなしくしている。特別、何処かにゆくとか、大掃除をするとか、衣替え、いや夏物をしまって冬支度をする、そうゆう気分でもない。寒くなったら、そのとき考えればいいのである。全天候対応型の生活、一つの押入れに、いろんな物が入ってるので、適宜取り出して、対処する。何とも、他人様にはとてもじゃないが言えない生活である。
  でも、食べ物は買わないといけない。いつもの道を歩いてゆくが、もしかしたら、”剱”の顔が見えるのではと期待する。安全と、歩く事を両立させる、そんなことは出来ないが、そう思える道の中間点で、久しぶりに、たっぷりと雪を頂いた白馬岳を見る。ほぼ真東、県境、遠い、しかし完璧な冠雪である。事故が起きた後だけに、少し目が下向きになる。その右に剱岳が見えるが雲がぎりぎりのところまで来ている。早足になる。スーパにいって、買い物をちゃんとやって、挨拶をして、急ぎ足で、でもコースをたどる。
  カメラを持つ。もしかして、もう少しよく見えているかもしれない。より早足で、道は分かるが、状況は分からない方へいってみる。なるべく、建物やら、電線が入らないところ、見晴らしがよくて、絶景が撮れるところ。これらのうち、一つでも満足するところで、車に気をつけて、用水に落っこちないよう気をつけながら、これまた、適当にカメラのボタンを押した。よかったのは、最初だけだったが。


  
  たぶん、一昨日かその前後に降った雪を頂く剱岳。初冠雪かも知れない。剱岳は、非常に分かりやすい。どう見ても、天辺が頂上である。



  こちらは、剱岳の右側に広がる、人口に膾炙する”立山”で、その説明は、少しややこしい。3000mを越す頂、大汝山がある。前方に見えるまだ黒い山は、大日岳、奥大日岳だと思う。以下も同じく推定。その後ろの峰々が、剱岳からの稜線の続きで、中央が、ここは立派に冠雪している、真砂岳、大汝山、雄山がある峰だと思う。久しぶりに、雄大な山々を見る。