光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

5月5日の、北向きの空の星々、地平に沈まない星もわかる星空

2015-05-06 14:03:47 | 星空・天体・宇宙
  朝は晴れていたが、いまはうす曇り。


  気温は富山地方気象台のアメダス、ちょうど12時で、26.0℃。気温は元に戻ったという感じ。

  きのうの日中はもちろん晴れだが、ときどき空が白くなって、雨の後としてはおかしいと思ったが、

  気象庁のホームページの黄砂情報を見ていると、いくつかの日本の観測地点で、観測されているようで

  この影響もあるのかな、という気はした。


  いま同じページを見ても、黄砂はないようで、でも空は白い。

  変わらず乾燥。乾燥しているかどうか、いま自分がいるところの湿度がどの程度か、これはわからない。

  朝のほうが、クシャミとか出そうで、でもこれにはまだ花粉の影響もある。

  こうゆうときに、精度のいい気象情報を観測できる装置があればと思う。

  しかし、これまた驚くほど高価である。


  このいえの空き地は草ぼうぼうになりつつある。庭といいがたく、荒地でもいいが、空き地にして

  ハルジオンは今ごろ、いい感じになってきた。ここにいるのは、しかし小さなアブとかくらいで、昔は

  どこにでもいた、3、4年前だが、ベニシジミもいない。

  ハルジオンの白、淡いピンク、ちょうどいい。垣の白いツツジも、元気な様子である。


  日が沈むのも遅い。夕食は、そんな遅くとることはない。時間は決めている。その後は食べない。

  少しだけ飲んだりはするが、こんなことはしかし正確には書けないな。

  5月5日である。

  で、夕日はまだ沈まず、かつ雲も少ない。このところの夕日と違って、まぶしいので、そっちを眺める時間は

  もう少し遅くなる。午後7時近く、沈んだかなというところ。それまでは最近にしてはもっとも輝き鋭い

  夕日があって、水田が反射する光りもいえの中まで届くくらい。


  それからも待つ時間は長い。しかし、この空は久しぶりに条件的にいいので、TVの音を消して、録音ラジオを

  聞いていたかどうか、朝から何をしていたか、それを思い出す作業でもしていたかな。

  7時半になった。それでもまだ西の空は明るい。月は、十六夜の月で、日が沈むのが遅いので

  これが出てくるのも遅い。なるほど。


  月が出る前に、どの方向が一番暗くなるか、思うに北向きの空しかない。

  西の空には、ただただ明るい金星がある。冬の星座はもうみな西の地平近く。

  
  北向きの窓から北極星はわかる。こぐま座の先の、こっちの星のほうが明るいようだがβ星も。

  これで時間もわかりそうだが、何しろ一年で同じ時刻で360度回転する。この時計を使うのはむつかしいが

  近似的には役に立つ。

  カメラをただ、両面テープを張った消しゴムの上に置いて星を写す。窓から。簡単で意外とむつかしい。ちょっと

  窓の位置が高いので。自分の背よりも高い。目玉の上に窓がある。


  カメラの底にもテープだが、どうもこの粘着性がなくなっていてつるつる状態だったか。あれだけ気を付けようと

  したが、そっちを忘れた。そのときはわからないが、今朝になって、ずるっと線を引くはずのない星空をかなり

  生産していた。消しゴムの角度も変えて、カメラに平行にしているつもり。さらに念を押す、カメラを

  上から押す。それをやらなかったものがだめだったが、まー半分以上はいいかなというところ。


  昼間は星は見えないが、天の北極は、列島の国のように北半球にあって、その緯度がどのくらいかで

  その高さが決まる。北緯35度だと、理屈でいうと、北極星は地平に対して35度の傾きを持っている。

  だから星も、北極星から、35度以内の角距離にあると、一番下に来ても、ぎりぎり見えるか見えないか

  そうゆうことになる。より正確な話はこれはむつかしいが、北極星そのものも、天の北極からはずれている。

  よって、この星も、一日で、見えているとして小さい円を描く。

  天の北極に近い星々、たとえばこぐま座、カシオペヤ座、りゅう座、ケフェウス座、きりん座などの星のあるものは

  一番下側に来ても、目で見ることは可能になる。何しろ、北極から離れていないので。

  これらの星を、周極星という。夜だと、地平線の下にまで沈まない。くるり回転して、東の空に上ってゆくのが

  見える。


  カシオペヤ座のある星も、天の北極からそんなに離れていない。よって、障害がなければ、晴れていれば

  根気があれば、たしかに沈まなかったというのを確認できる。


  さすがに私はそれは出来ないが、いまはカシオペヤ座も、一番下の位置にある時間になりつつあって、朝は早ければ

  暗ければ、晴れていえば、北北東の空にそのまま見え続ける。

  これがきのう5日の夜、どの程度見えていたか。これが思いのほか、地平近くでも見えているのである。

  これを見て何かいいことはないが、たしかに周極星というのはわかりそうだ。


  一枚だけ、これは流れ星だというのもある。このときメガネをかけていて、肉眼でもあー流れたなというのが

  わかった。瞬間である。でも画像ではかなりかすかな光り方だ。でもわかる。

  やけに長くなってきた。大体北の方向の、低い位置の星の様子である。




  その一。こぐま座、主要部。真ん中左上に、暗いけど流れ星。




  その二。北極星、左にケフェウス座、さらに中央から右にりゅう座。りゅう座は大きく、星図を見て
  いてもこんなところまで、と驚く範囲。




  その三。左側、カシオペヤ座がわかる。木に隠れそうな星もあるが。星の数は多い。
  地平近くにも。




  その四。カシオペヤ座を大きく。





  その五。星も写るには写るが、空の異様な明るさも目立つ。




  その六。これも地平近くの星の多さ。




  その七。これだけ左右、1000ピクセル。入れたいものを入れたという感じ。


 
  きのうは、この時間月が出ていたかわからないが、これだけ地平近くまで星は見えて、まずまずの

  空だと思う。ただ冬の澄み切った感じはもちろんない。






再び、晴れ。真夜中のはくちょう座とこと座

2015-05-06 07:06:56 | 星空・天体・宇宙
  朝の最低気温、1時間おきの気象台の、ある時刻の値だが、10℃近くまで下がっている。

  が、再び気温は上昇中。最高気温予想は25℃。


  日が出て時間がたつと、乾燥するようで、どうしても、まだ鼻とか喉がおかしいときもある。

  こんなことあったかなという天気。室内も乾燥。

 
  きのうは宵の時間すっきりと晴れた。

  満月は一昨日、きのうは十六夜。

  月の出てくる位置を見ていたが、真東よりはずいぶんと南側である。

  立山連峰の稜線から出たようだが、私が見たときはすでに、その上に。

  月が出てくるまで、いい空だなと思ったので、何枚か星空を撮った。

  金星が明るかった。透明度のある空の星の輝き。


  木星も迫ってきている。


  夜中というか朝に近い時間、一回空は曇ったと思うが、その後はまた回復して、5時過ぎには太陽は

  また出た。

 
  初夏の暑さのときに、夜中の夏の星を撮っていて、これはただスイッチを入れて、カメラのボタンを押すだけ

  だから出来る。

  4月30日の、午前0時過ぎがこと座、午前2時過ぎがはくちょう座の一部。

  
  順が逆になったが先にはくちょう座、細かい星と明るい星と。





  30日になったばかり、0時02分とあるが、こと座、少し高度は低い。これは2枚で。






  水分の多い空で、ベガも滲んでいる。


  星の微妙な流れが気になって、ずいぶんと何がだめか知るため、計るものを計り、締めるものを締めたが、

  決定的でなく、最後に出た原因は、歩いてそこまでゆく、窓を開ける、そうゆうときに起きる細かい振動。

  それでいえの壁が揺れて、カメラも。かつなかなか減衰というか、収束しない、ということ。

 
  こちらは東側だが、西側はまず問題はない。あくまでも想像だけど。