光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

大き目の木に、コデマリの無数の小さい花

2014-05-07 13:44:47 | 植物・花(春)
  たしか一週間と少し前に、コデマリの花が咲いていないか、探してみた。

  そのときは蕾を付けたものはあった。でも花はまだ。他も少し探したがたぶんまだか

  咲いても少しくらいではないかと思った。


  再びそのコデマリの花が咲いていないか、見にいってみた。

  花はあるものは、もう咲き誇っていて、また変色し始めるものも。


  大き目の木があるところはどうか。ここは木が建物の北側、それで日が当たっている時間は短い。

  その木に、白いものがかなり遠くからも見えたので、咲いているのは間違いはなかった。

  5分か6分咲き、というところかな。


  この花、コデマリの思い出というと、何しろ花もろくに知らないので、初めて見るものも

  多かった。つまりカメラを持って、花を撮るということで花の名を覚えたのだが、

  なんでも最初は花の名はわからない。


  近くの郵便局の方が花壇も作っていて、また鉢に小さい白い花をも咲かせていた。

  これがコデマリだったかどうかわからない。ちゃんとマクロで撮っていたのだが、なんだか出来

  上がっているファイルを見ると、何が写っているのかよくわからないというものだったと思う。

  いろいろ歩いているうちに、他のところでも、似たような花があった。それもコデマリかどうか。


  何しろ似ている花は多いようだし、人間の目はたしかなものだが、記憶はそうではない。

  たぶん、シモツケの白い花が、このコデマリに似ている。でも花そのものより、木のほうを見ると

  違いははっきりする。それに気が付かなかった。ユキヤナギにも似ている、というのが私の印象だが

  これは季節が違う。重なることはない。で、これこそコデマリだなと思ったのが

  それがいつだったかはわからない。しかし、ユキヤナギ、シモツケ、コデマリの違いは

  わかるようになった。

  これ以外にも、似たような花はあると思う。


  もちろん花一つ、これを接近してよく見ると、シモツケと、コデマリは、違いははっきりとする。

  全体の印象だと、木の枝のしなやかさ、その数の多さ、大きくなる木もあること、何より

  花の付き方も印象深い。ユキヤナギはそれこそイカの足のオバケという気もするが、

  コデマリの大きい木の場合は、タコでもイカでもいいが、それこそ人を丸呑みにする

  大きなもの、怪物の足の吸盤を想像させる。


  それにしても、花にいろいろ、草のもの、木のもの、そのほかのもの、いろいろあって、

  サボテンはなんだろうか、人の想像をはるかに超すものがそこにある。

  Eテレで、NHKのだが、『はなかっぱ』というアニメがある。ドラえもんに似ているが、

  何しろ好きな花を咲かせるのがすごい。アニメでの話で、安心も出来、これを考え出した人

  を尊敬もするが、もし人がこんなこと出来たらと思うと、これは少し考えさせられる。いや

  やっぱり人の体から、花など出て来ないほうがいい。


  植物の緑の正体は、葉緑素ということになっている。それが入っているものが葉緑体だが、

  植物は、この葉緑体のおかげで、太陽光のうち、たぶん可視光域の波長のものを、自分たちが

  使える化学エネルギー、ATPに変換して生きてゆくことが出来る。これ以上のことは書かないが、

  この葉緑体というものも非常に魅力のあるものである。


  残念ながら、人は光を直接使えるエネルギーに変えることの出来る機能を持つ構造体を持って

  いない。で、たとえば植物の作るデンプンをまずは食べ、それを消化し、吸収して、細胞の

  中にあるミトコンドリアで、それを体内の共通エネルギー源であるATPに変えている。なかなか大変な

  ことをやっている。ミトコンドリアはもちろん光エネルギーを、利用できる化学エネルギーに

  変えることは出来ない。

  この辺が植物と動物、大まかに言っての、違いだが、結局、植物そして動物のあるものは、

  人の食べ物となる運命にある。


  命をもらうという感覚だが、合成された食べ物というものもあるのかも知れないが、実に味気

  ない感じ。もっとも、生き物そのものを何でも食べられるかというとそうゆうことは出来なくて、

  せいぜいスーパーマーケットで売っているものしか、胃の中に収められない。ここまでの

  作業は目を覆いたくなるものが多いはず。

  それでいただきますとなり、ごちそうさまともいう。

  なんか悲しいような話だな。



  コデマリの花。



  その一。枝がよく見えないと、白が目立って、それだけが揺れているようにも見える。
  風が強いのだが、止まるのを待つ。




  その二。




  その三。かなり大きな木だが、初めに花の構造と思って、接近したもの。




  その四。




  その五。ここまで近付くと、コデマリの花の特徴がつかめる。




  その六。花の多さ、明暗のある光の怪しさ。




  その七。




  その八。もう一度近付いて。




  その九。





  その十。大きな木からは離れて、他も探したら、やはりあった。これは日当たりよく
  一部花が変色。




  その十一。これも他のところ。庭にこんな花があるといいな。


  イネのうち、早稲種の田植えはもう始まっているのかな。

  コシヒカリは、まだでたぶん10日を過ぎないと始まらない。

  それでも結構農耕用のトラクタのエンジン音は、聞こえている。まーお世辞にも静かとはいえない。

  おなかに響くエンジン音だが、文句はもちろん言えない。


  最後には、結局手で植えられるものも出てくる。昔は同じ人、女性の人があちこち見回っていて、

  植え直したりもしていた。

  一日、朝から晩までほとんど休みのない日が続くのだろう。

  昔はカラスが田植え前の水田で行水をしていた。今はそうゆうものもないようだが。




快晴の空、ウツギの仲間

2014-05-07 06:52:36 | 植物・花(春)
  雲がなくなって、夜が来て、月が出て星が出た。


  予想以上に、いい空が宵の時間から始まったが、

  同時に空気も冷たくなったようである。


  朝はきのうと同じように、気温は下がっている。一桁。

  今日は灯油ヒータをつけた。

  まだ油のタンクは空にならない。


  田んぼに大き目のサギがいる。

  よく見かけるものだ。

  このいえの木にも、そうゆうサギの仲間が止まっていたこともあるし、

  きのうはごそごそいって、なんだと思ったら、これはすぐにその大きいサギかは

  わからなかったが、飛び上がった。

  幽霊屋敷とでも思っているのか。


  5月も7日から平常な日に戻った、と書けるかどうか。

  なんともいいがたいものがある。


  クレマチスの蕾、ウツギの仲間だろうがという白い木の花。















  最後の2枚の花は今は咲いていて、ヒメウツギかな。

  
  気合は入らない。