光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

ふたご座の木星、カストルとポルックス、はくちょう座の銀河

2014-05-11 13:49:03 | 星空・天体・宇宙
  すでに日付が変わって、今日になっていたが、ちょうど午前1時半ごろである。東北東の

  空のそんな高くないところに明るい星が見えていて、それをよく見てみると、

  左側がはくちょう座のアルファ星であるデネブ、右側がわし座のアルタイルだとわかった。

  最初はすぐにはわからない。月も出ているし、で寒くはないので目が慣れて、はくちょう座の

  十字がわかった。なるほど、それだと明るい星はデネブである。ではその隣にあるのは間違い

  なく、わし座である。もうそうゆう時期になったのか、早いのか遅いのかわからないが。

  それでも星空は夏に向かっていると思う。

  南の方は見なかった。


  今は、午後8時ころまで、宵の空であるが明るさが残る。明るくても、今は木星はシーズンの最後の

  輝きをはなっているので、これはよく見える。冬の大三角はもう沈もうとする。


  今ここに、木星がないと少しさびしい。あってよかった。火星はまだ明るく、おとめ座にある。

  きのうは月の隣にあった。月が太くなってきているので、どうかなと思ったが、まだ火星の輝きは

  存在感がある。土星がどれかすぐにはわからない。でも春の星座は、秋もそうだがさびしいものが

  ある。空がもう少し暗いと、それでも春の星座には春の星座の魅力はあり、その様子を見て

  みたいと思うが。


  北斗七星が、北北東の空に昇ってくるのは今頃。周極星もあるのか、そこまで眺めることも出来

  ないが、この位置の北斗七星も魅力的ではある。

  北側の空も木を切ったせいで、少し開けたので、こっちのほうの星もと考えることはあるが、

  こちらはこちらでなかなか面倒なこともある。北極星が見えるので、やりやすいはずだが、

  場所を変えないといけない。どうも億劫になってしまう。この辺が情けないところでもある。


  きのうの空は、宵の時間もさほど悪くはなかった。遅めに窓から外を見ると、月はまだ

  西側にはない。きらきらの木星の上に、ふたご座のカストルとポルックスも見えてきて

  これが一緒にカメラの視野に入りそうになっている。それでも空の様子の変化は激しく、

  晴れているはずが、雲か靄で一気に星がぼんやりとすることもあった。


  木星を中心に見ていると、その様子がわかる。

  こと座はもう一度だけ、北東の空に現われた様子を出した。

  この画像は、きのうのものではないが、こと座の次に現われるのは、私の習慣だと、はくちょう座と

  いうことになって、

  この細かい星だらけの部分は、ちょうどはくちょう座の真ん中から上側だということが

  星図で確認できた。はくちょう座は夏の星座であるとともに、銀河系の中心方向にある星座でも

  あるので、ここは細かい星が多い。これがもっとはっきりとわかれば、天の川状になる。

  そこまではいかないが、その様子も出すことに。


  まずはきのうの空、明るいと空は青い。そこに木星、ふたご座、カストルとポルックス。




  その一。空の様子というより、これは地平近くの景色。いつもの夜景だが、雲がわかる。
  しかし地平近くだけその雲は濃い目で、それより上は、ごく普通の星空になりそう。




  その二。星が消えるほど、露光はしていないが、青みが残る空になることはある。
  ここに木星。すでに木星の周りに滲み。星はまだ少ない。





  その三。カメラのモニタでもわかるが、滲みが強烈に出た。あれ、曇ってきたのか、
  ほかに原因が。少し焦るが、・・・。




  その四。だんだんと回復。ふたご座の真ん中より、カストルとポルックスに近付いた
  木星。アルファ星であるカストルが右で、こっちのほうが暗い。




  その五。まだ滲みは残るが、木星のあるところを拡大。




  その六。ふたご座のこの辺りもなかなか撮ることはない。で少し大きめに
  アルファ星とベータ星、双子の星の辺りを拡大表示。特に何かはない。


  東の空に移って、これは5月の6日と7日。



  その七。これはファイルのイメージ、RAW画像を現像したもの。その八、九もRAW。
  ちょうど、こと座が登ってくるところ。左下の明るい星がベガ。




  その八。7日に日付は変わって、はくちょう座の十字の中心辺り。斜め右上向きに
  ハクチョウは飛んでいるように写る。細かい星、針の先より小さい。




  その九。左少し下の明るい星が、はくちょう座のガンマ星。斜め右上に向かって細かい
  星がたくさん並ぶ。


  これから夏になると、結局真夜中に起きてそのときに空が晴れていれば、こうゆう感じの

  空が撮れるはずである。

  宵の空には、そのうちに南の方向にさそり座とかいて座が現われるが、それにはもう少し時間が

  たたないといけない。うまくゆけば、夏の天の川が写るかも知れないが、去年は雨・雨・雨で

  チャンスは少なかった。

  寒くはない。多少の眠気には耐えられる。夜中の一回だけの、星撮り。



アネモネとラナンキュラスの組み合わせ

2014-05-11 06:46:53 | 植物・花(春)
  お天気、文句のない晴れ。

  気温もそうは下がらなかった。風もあまりない。穏やか。

  今日は母の日、いつからこんな日がと思う。


  カーネーションの日でもある。


  5月も10日を過ぎたが、まだカッコウの鳴き声を聞かない。

  最初にカッコウの鳴き声を聞いたときは驚いたが、

  それも普通になると、今度はその鳴き声がやけに耳に残る。

  この感じは人によって違うだろうが、どうもあまり好きではない。

  ホトトギスも来て鳴いたことがある。


  鳥で珍しいというとカワセミ。

  これが近くにいたことは一回だけ。

  カワセミと聞くと、ヤマセミもいるのではないかと思うが、どうだろうか。

  ただ一回だけ見たというのはお話にならないが、

  富山にもカワセミを愛好する人はおられて、このVTRがNHKで流れたことがある。

  いるところにはいる。しかしその場所は知らせないほうがいいい。


  昔はまったく気にされなかったものが、今は流行となるその不思議。


  アネモネとラナンキュラス、極彩色。













  今年はアネモネはあまり見なかった。

  遠くからはいくつか眺めたが。


  今日も気温が上がると、乾燥しそう。