昨日夜、表参道にあるSpiral Hallで、東京初お目見えのショーに参加いたしました。
このご報告をば。
演目のタイトルは、Cabaret Decadance 。
カナダ ケベック州はモントリオールのパフォーマンス集団、SOMAのパフォーマーによる、フツーとは一味違う人形劇。
今月3月は「日本におけるケベック月間」に設定されており、そのイベントの一つのよう。
もともとカナダのケベック州は、文化交流に非常に熱心な州で柔軟な文化戦略を行なっています。
頽廃を感じさせるタイトルからも読めますが、人形劇は人形劇でも、あえて場末感も匂わせるオトナの人形劇。
登場人物は皆どこか影を感じさせる外見。
さらにオープニングの曲はゲイな曲!!
毒がさりげなくきいています。
カナダ ケベック州は、かなり昔の時代より芸を重視した施策を積極的に行ない「ゲイ」に対しても非常に理解ある姿勢を貫いた結果、いろいろなアーティストをモントリオールを中心に引き込むことに成功し、サーカスをはじめ・ダンス・演劇他かなり多岐に渡った才能が花開いており、その政策の成果の一部なのかなとも思いました。
あとで聞くと、今回はこれでもそのエグさは抑え目との事。
今回は子供向け公演もある会場でのパフォーマンスもあることからの配慮のようです。
この地方のでの公演のあと、改めて東京に戻り、青山劇場で千秋楽を4月2日3日と行い、帰国するよう。
こういう世界に興味のある方、オススメかも?
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