日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
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野口悠紀雄氏が語る「ビットコイン」

まずは驚きでスタート!
マスコミ報道はウソで、全くビットコインは破綻していない。
あくまでもマウントゴックス=「両替所」が破綻しただけ。
貨幣でいうと、民間の銀行が破綻したのと同じ、とな!

確かに報道を聞くだけでも マウントゴックス≒ビットコイン? ん?
という認識はあった。

が、こうして明確に指摘してもらえると、きっちり目鱗!


さらに脅かされる章が多い。
基本は、仮想通貨の扱いやすさが世の中に変化を次々紹介する社会面からの攻め。
そのへんちょっとメモ。
・現場クレジットカードが料金決済の中心だが、これが変わる
・銀行業務特に国際決済のサービスが可能になるとメリット大
(電子マネーは特定通貨とリンクしているため、上記はできない)
・銀行システムが未発達途上国で発展しやすい(=エムペサ ケニア)

ところが、仮想通貨の可能性を語るうちに、やや過激?と思われる程の議論も。
DAC(自動化された企業)によって、定型業務だけでなく、人事評価、編集ライターの記事評価も自動化される可能性が示唆され、驚いた!

ラストは 古くて新しい問題、自由と信頼のトレードオフ問題に踏み込む。
中央集権的システム(政府) vs 分散型アイデンティティ証明
当然ビットコインは後者になり、ブロックチューンが存在証明を行う。
とてもスリリングな議論!

一方で、前述の内容の落差具合が激しい章も。
どういう落差というと... = とてもテクニカルな内容
電子認証、ブロックチューン、プルーフ・オブ・ワーク他、文系には難解(汗)
著者もそう考えたようで、その一部は補論として最後にまとめられている。

というわけで、野口氏の本にしては章ごとの緩急の違いが面白い。
これは氏の論述の切れ具合ゆえか「仮想通貨」の性質ゆえか?
なんて考えさせられ、興味が尽きない読書、ってなかなか無い!

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