日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 






俳優というより最近は「社会派監督」が先にくる ロバート・レッドフォード。
「大いなる陰謀」以来5年ぶりに、主演 兼、社会派監督ぶりを発揮。
2003年 ニール・ゴードンによる小説の映画化。



ベトナム戦争反対のうねりが社会現象になった1969年。
「ウェザーマン」と名乗る過激派が反対を訴えるあまり、過激に走って銀行を襲い殺人を犯し、メンバーは離散。
なんと30年後、元メンバーの1人が自首。
これをきっかけに、旧メンバーの現在が暴き出される...


驚きは、この暴き出されるメンバーを演じる俳優の豪華さ!
(写真:ポスターにズラッと 笑 )

まず自首するのがスーザン・サランドンで、迫力の演技披露。
それで身分が発覚し、追われる主人公はレッドフォードで、その弟は、クリス・クーパー。
そのまわりでネタを追う新聞記者にシャイア・ラブーフ、上司はスタンリー・トゥッチ、その旧仲間はアナ・ケンドリック。
で、次々と暴き出されるメンバーは、リチャード・ジェンキンス、ニック・ノルティ、サム・エリオット etc...
追うFBIはテレンス・ハワード、地元警察にブレンダン・グリーソン。
どんな役かはネタバレっぽいので言わないがブリット・マーリング、という超豪華布陣。

この豪華なタレント・リレーに魅惑されているうちに、物語にどっぷり浸かってしまった(笑)


クライマックスまで一気に突き進み、エンドクレジットでの満足感はかなりのもの。
The Company You Keep、の原題の意味の重みが、その満足感をさらに深く。
今年のベスト10に入れよう、と鑑賞直後は思った。

が、あとで冷静になってみると、いかにもレッドフォードっぽい、ヒューマンに走るゆえにややエッジの甘さ、が微妙に舌に残るのも事実。
各俳優をうまく使い倒した点を評価しつつ、感想の揺らぎもあって、ベスト10に入れるかの判断は撤回。
明日から公開。

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