次回は天理教について報告しますと言いましたが、これはまさに神を畏れぬ不信心者( もの )の言葉でした。「ねこ庭」のブログで、簡単に紹介できると思ったのが間違いで、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々にだけでも、訂正させていただきます。
「文化人放送局・代表取締役会長・屋代雄三氏の関連情報として、天理教の必要部分だけを紹介します。」
つまり天理教の教理、経典、歴史等の詳述を省き、信仰の薄い私がプログに必要と思うところだけをかい摘んで紹介するということです。むしろ今の私にとって重要なのは、講演会で氏につけられていた肩書き、Formulation 代表取締役会長の方にあります。Formulationとは何なのか、初めて聞く名前です。
〈 天理教ついて 〉・・ ( ウイキペディアより抜粋 )
・宗教法人天理教」及びその被包括法人である「宗教法人天理教教会本部(略して教会本部)」は、奈良県天理市にあり、またその傘下にある一般教会は各地に点在する。
天理教は中山みき教祖が開いた神道系の宗教で、江戸時代からと言いますので長い歴史を持ち、全国に教会のある理由が分かりました。
・崇拝対象の神名は転輪王命(てんりんおうのみこと)で、「親神(おやがみ)」または敬称をを付けて「親神様(おやがみさま)」とも呼称される。
・教祖存命時の神名は一定しておらず、「天龍王命」「天輪王明神」等の様々な名称で呼ばれていたが、神道直轄六等教会設立認可を得るため、天理王命(てんりおうのみこと)に改称し現在に至る。
・教会本部、各地の一般教会では、天理王命とともに教祖と御霊の社を置き礼拝しているが、一神教(一つの神のみを信仰する宗教)である。
信仰対象の神様の名前が一定せず、様々な名前で呼ばれていたとは大らかな宗教のようですが、「一神教である」という説明に驚かされました。もともと日本の神道には八百万の神様がいて、森羅万象に神を見て、庶民が自由に拝んでいます。天理教が一神教でも、庶民から見れば八百万の神様の一つだと、そんなふうに考えれば良いのでしょうか。
・天理教では人間社会の根本的な基盤として親子・夫婦関係が重要視し、
日本の歴史や伝統を憎んだり貶めたりしない宗教なら、私に違和感はありません。革命や破壊を叫ばず、「陽気ぐらし」の世界を目指すというのですから、反対する理由がありません。屋代雄三氏も、こういう教えに共感しているのでしょうか。
真柱 ( しんばしら ) 、教祖殿、神殿、祖霊殿、ハッピなどと詳しい解説がありますが、「文化人放送局」と関係が薄いので省略します。ただし俗人の私から見て、教団の特質を表していると思う「説明文」を一つだけ紹介します。
・かつて教派神道の一派として公認され活動していたため、葬儀式などに見られるように神道の影響を大きく受けており、現在も「神道系宗教」とみなされることが多いが、教団側では新宗教諸派と称しており、宗教法人としての届けは「諸教」となされている。
・文化庁の宗教年鑑では、「諸教の諸教団」として分類されている。
ここで私は「ねこ庭」ならではの、当たっているか否かを気にかけることのない、自由な推理を巡らせます。
・もしかすると葬儀社である「株式会社文化人放送局」は、天理教の葬儀式を取り入れた葬儀会社では無いのだろうか
・信者を顧客の対象とした会社なので、世間に公表する必要がない
・他人には普通の葬儀社だとしても、屋代雄三氏には大切な会社なので自分の側においている
・もしかすると田中氏は、氏が信頼する天理教関係の人物なのかもしれない。
謎めいた「株式会社文化人放送局」でしたが、このように考えますと何でも無い話になります。それより先ほどから気に掛かっているのは、Formulation 代表取締役会長の肩書きです。調べてみるとありました。
〈 株式会社フォーミュレーション 〉
代表取締役社長 清水宏泰