「識者評論」 「地方自治法改正案」
識者阿部記者の最後の意見を、紹介します。
・さらに、国会軽視・役割縮小の側面も無視できない。
・改正後は、指示の規定を設ける個別法改正の必要が生じても、手間暇のかかる国会審議や批判を回避するため、時の政権が法改正を避けることも起こりうるためだ。
最後にしては、分かりにくい意見です。今回の改正案が「包括的な定義」をしているから、今後は個別法の改正をしなくて済むようになったと、そこに文句がつけたいのでしょうか。
国民の命を脅かす大災害や敵対国の武力攻撃に、迅速に対応できる改正なら喜ばなくてならないのに、阿部記者はこれを「国会軽視・役割縮小」と反対に解釈します。
・南西諸島へのミサイル配備やシェルター建設をはじめ、各種有事を想定した防衛費の大幅増が進む中、今回の改正案が何を意味するのか、国民一人一人も自らに問いかける必要がある。
これが最も力を入れている結論ですから、驚くというより拍子抜けします。
「世界で一番悪い国が日本で、日本が何もしさえしなければ、世界は平和であり続ける」
「日本国憲法」の最大の欠陥は、この「自虐史観」にあります。「日本だけが間違った戦争をした悪い国だ」、こう言って連合国が復讐をしたのが「東京裁判」だったと、現在で知らない国民はいません。
ところがこの記者は、亡国の「日本国憲法」を「平和憲法」と称えています。
令和3 ( 2021 ) 年時点での、各国が保有する核弾頭数は次のとおりで、赤字は内数で、実戦配備済み核弾頭数です。
・アメリカ 5,550発 1,800発
・ロシア 6,255発 1,625発
・イギリス 225発 120発
・フランス 290発 10発
・中国 240発
・インド 60 ~ 80発
・パキスタン 70 ~ 90発
・イスラエル 80発
・北朝鮮 10発
核弾頭を搭載できるミサイルを、中国は日本に向けに1,000基設置し、北朝鮮は 200 から 300基設置していると言われています。
中国と北朝鮮のミサイルが、既に日本を射程内に入れているのですから、敵対国に一番近い南西諸島へ、ミサイル配備やシェルター建設を進めるのは当然の対策でしょう。
私たち日本人の多くは、現在の核弾頭の威力が、どの程度のものであるのかを知る必要があります。核弾頭一発の威力は、広島長崎に投下された爆弾に比較すると、1,500倍ですから、2、3発来れば日本は壊滅です。