ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

「学びの庭」での生きた勉強 - 4 ( 青山氏の韜晦 )

2023-03-23 19:20:29 | 徒然の記

 反日左翼の政治家やマスコミのように、日頃いい加減なことばかり喋っているのなら、現行不一致があっても気になりません。おのれのバカを天下に晒す国会質問をする小西議員の言葉であれば、「またやっているのかと」無視するだけです。

 しかし「脱私即的」に生き、武士道精神を重んずる氏の言葉はそうなりません。氏のような人物は、たまにでもいい加減なことを言うと、致命傷になります。

 迷いつ惑いつつ意見を述べている「ねこ庭」の独り言とは、訳が違います。40万人の国民が見ている【 ぼくらの国会 】での発言は、常に正論でした。戦後日本と日本人の間違いを指摘し、高い見識と武士道精神から来る「脱私即的」言論が、国民の心を捉えて離しません。しかし今回「ひろくま」さんが紹介している氏の言葉は、その夢を壊しています。回数が少ないからと言って、最もらしい韜晦を見過ごせません。

 本日こうしてブログを書いている最中も、ネットでは昨日 ( 3月22日 ) の参議院での高市氏誹謗の動画が発信されています。立憲民主党の岸真紀子氏の、ヒステリックな醜い追求の映像です。小西洋之、杉尾俊哉、塩村文夏、岸真紀子と、揃いも揃って各氏は悪役ぶりを発揮し、国民の嫌悪と蔑視を一心に集めています。根拠のない下品な言いがかりで、辞任を迫る議員たちを相手にしている高市氏を見ていると、青山氏の支援の生ぬるさが目立ちます。

 息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に、氏の言葉の不適切さを一つ、一つ、説明します。

 「 私は高市大臣を守るため、原稿を書く時間も捨てて、動きに動いています。」

 氏は議員であると同時に作家ですから、執筆に際しては言葉と格闘し、骨身を削っているのだろうと思いますが、一般国民には「氏の原稿執筆」と「高市氏の国会答弁」の苦しみは比較できません。比較できないだけでなく、「こんな時に、原稿を書く時間を捨てる」のは当たり前でないかと思わされます。事実私もそう思いますし、これまで氏の発信ぶりからは、「動きに動いています」という言葉が実感として伝わりません。

 「これは動きの一例です。話すべき当事者と全て直接に話し、現状の把握、過去の実例、これからの具体策など、それらを全て伝え交渉しています。」

 そうであるのなら、もっと早い時期に、こういう動きをしていると、なぜ【 ぼくらの国会 】で公表しないのでしょう。具体的なことは差し障りあって言えないとしても、関係する人たちと話をしていると事実を伝えることは可能です。

 「交渉の最中に、相手方の答えや動きを明かすことは絶対しません。人間としてモラルに反し、交渉そのものをダメにします。」

 そういうことをすれば、交渉がダメになりますが、関係者と話をしているという事実だけなら影響はないはずです。「小西文書」の関係者とだけ言えば、何十人もいるのですから、誰が誰だか分かりません。むしろ、「ひろくま」さんの言葉通りの効果があります。

 「公の場で声を出していってくれる人がいることが、いかに助けになるのかということです。非常に勇気のいることなんです。」

 何度も言いますが、氏が意見を公表したタイミングはいかにも遅い。高市氏だからもっていますが、意志薄弱な議員ならとっくの昔に辞職しています。しかも氏が報告したという内容が、いかに的外れであるのか。

 高橋真梨子の「五番街のマリーへ」の歌がどこからか聞こえてきます。

  ネット界で噂を聞いて もしも青山氏が

   今もとても評判が良ければ これ以上言わないで欲しい

 ブログを続けるなという声が聞こえますけれど、次回も「ひろくま」さんが称賛する「氏の報告」内容について意見を述べます。

   ( 「韜晦」という聴き慣れない言葉を使っているのは、私のささやかな思いやりです。   )

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「学びの庭」での生きた勉強 - 3 ( 支援者・ひろくまさん )

2023-03-23 12:46:36 | 徒然の記

 【 メディアが報じない保守系News 】の動画主のハンドルネームは、「ひろくま」さんです。青山氏のファンの一人らしい、熱心な語り口です。一部をそのまま紹介します。

 「青山繁晴氏が、高市大臣を守るため動いてくれています。」

 「高市氏が罷免になるという情報が流れて、インドへ行く岸田首相をつかまえ、ほんとに罷免するのか確認しています。」

 「青山氏は自分のブログで、次のように述べています。」

  ・私は高市大臣を守るため、原稿を書く時間も捨てて、動きに動いています。

  ・これは動きの一例です。話すべき当事者と全て直接に話し、現状の把握、過去の実例、これからの具体策など、それらを全て伝え交渉しています。

  ・交渉の最中に、相手方の答えや動きを明かすことは絶対しません。人間としてモラルに反し、交渉そのものをダメにします。

 「ひろくま」さんは、青山氏の言葉を感激しながら紹介していますが、私は反対に気持ちが冷めます。冷める理由は後にまとめて述べますが、先ずは「ひろくま」さんの説明を紹介します。

 「ここまでハッキリと高市大臣を守ると言ってくれている議員は、青山さん以外ありません。」

 「公の場で声を出していってくれる人がいることが、いかに助けになるのかということです。非常に勇気のいることなんです。」

 「青山氏は総裁選の時も高市氏の推薦人になった人で、高市大臣を裏切っていません。そこまで言ってくれる人は、青山氏しかいませんよ。」

 「リスクのある危険なことであり、たくさんの攻撃が氏には来ていますよ。それにもかかわらず、「青山繁晴の道すがらエッセイ」というブログで取り上げ、しかも私たちに分かりやすく伝えてくれています。」

 「ひろくま」さんの説明はまだ続きますが、私の気持ちが冷える理由を述べようと思います。青山氏が武士道精神を持つというのなら、「護る会」の同志でもある高市氏を助けるタイミングをなぜ失したのでしょう。高市氏が傷だらけになるまでそばで見ていて、倒れそうになってから手助けをする・・・こんな武士道があるのでしょうか。

 「ひろくま」さんが紹介している青山氏のブログの日付は、3月19日ですが、高市氏攻撃のテレビと新聞の報道が始まったのは、3月4日です。それから15日間は、高市氏下ろしの大合唱でした。

 「義を見てせざるは勇無きなり」と、直ちに身を乗り出すのが武士と私は考えています。動画【 ぼくらの国会 】が、氏の国民に発信するメインのツールがであるのなら、もっと明確に支援を表明すべきでした。大手マスコミが高市氏下ろしの非難攻撃をしていた16日間に、氏は3月10日と3月16日のたったの二回、しかも「国有放送問題」という焦点の外れた課題として、【 ぼくらの国会 】の中で取り上げていました。

 【 ぼくらの国会 】の取り上げ時がすでにタイミングを失っていますので、「ひろくま」さんが青山氏を称賛する理由が私には理解できません。高橋真梨子の「五番街のマリーへ」の歌がどこからか聞こえてきます。

  青山さんは近い人だけど なぜか遠い人

   悪いけれどそんな気持ち 察して欲しい

 これ以上ブログを続けるなという声が聞こえます。しかし氏の座右の銘が「脱私即的(だっしそくてき)」で、「私情を捨て、人間としての使命に生きる」というのであれば、止めるわけにいきません。

 大事な氏を傷つけると知りながら、私も「私情を捨て、人間としての使命に生きる」ため、次回を続けます。( 傷つけることも、傷つけられることも嫌いな人は、次回以降をスルーしてください。  )

 「ねこ庭の」ボウフラ君から、また下記メッセージが入りました。何か急に親切になり、憎めない存在になっています。今回のハンドルネームは、「 ? ? 」です。

  ??

「学びの庭」での生きた勉強 - 2 ( 「五番街のマリーへ」 ) 2023/03/23 12:09:37

 「中韓報告書」「恣意委員長」も、有ったと思うよ。うろ覚えだから間違ってたらゴメンナサイ。
 どのエントリーかは、自分で探してね。 アデュー。
 
 
 今は忙しいので、あとで探して修正することにします。
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