ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

中国人女性 「私が島を買った」 - 19 ( もやもやの結論 )

2023-03-06 22:39:38 | 徒然の記

 奧氏を有名にした事件ついて、ウィキペディアの情報を割愛して紹介します。

  ・2017 ( 平成29 ) 年3月、奥は韓国・忠清南道天安市の国立墓地に深夜侵入し、設置されている謝罪碑の前に立った。

  ・謝罪碑は、1983 ( 昭和58 ) 年12月に吉田清治が著書の印税で建てたもので、慰安婦への謝罪文が彫られている。

  ・謝罪文を覆い隠す別の碑を貼り付けるよう、奥は吉田清治の長男から依頼された。貼り付ける碑の大きさは、横幅120センチ、縦80センチ。

  ・貼り付けた碑文の内容は、「慰霊碑 吉田雄兎 日本国 福岡」と韓国語で記していた。吉田雄兎は、吉田清治の本名。

  ・奥は実行後に、管理事務所に置き手紙を残して帰国した。

  ・2017 ( 平成29 ) 年4月、韓国の天安西北警察の刑事から電話連絡があり、出頭を求めらた。

  ・同年6月24日、奥は仁川国際空港到着後、空港内で身柄を拘束され、 警察、検察の取り調べを受けた。

  ・処分が決定せず、80日前後出国禁止処分が解かれず軟禁状態であったが、9月14日公用物損傷と建造物侵入の罪で在宅起訴された。

  ・公判での最終意見陳述で奥は、「日本で碑は、吉田氏個人のものと認識されている。そうでなければ、長男も依頼しなかったし、私も実行しなかった」と犯意を否認。検察が懲役1年を求刑し。即日結審

  ・2018 ( 平成30 ) 年1月、大田地裁天安支部は「故意があり、犯行を緻密に計画した」として、懲役6ヶ月、執行猶予2年を言い渡した。

  ・奥は、検察側や弁護人と裁判官のやり取りの大半に加え、論告求刑や最終弁論も通訳が日本語に翻訳しなかった等の対応を、高裁に控訴をした。しかし周辺の勧めを受けて、控訴を取下げた。

  ・出国禁止措置で、220日間日本に帰国出来なかったが、同年2月2日、仁川国際空港経由で那覇市に帰国した

 ネットで検索しますと、氏について産経新聞や朝日新聞、時事通信などが報道していました。参考までに紹介しますと、次の通りです。

   平成29年9月14日 産経新聞  時事通信 

   平成29年12月21日 産経新聞  朝日新聞

   平成30年1月11日    時事通信  1月16日 産経新聞  1月30日  産経新聞

   平成30年2月2日    産経新聞

 朝日新聞と時事通信社の記事を読もうとしましたが、「該当する記事が見当たりません」と表示され、読めなくなっています。大嘘の記事を世界に発信した張本人が朝日新聞ですから、削除する理由があるのでしょう。

 産経新聞の記事は全部読めますので、紹介しようと思いましたが、「ねこ庭」への侵入を阻止されたトラッカーの件数を見て、驚きました。3月6日19時35分現在、124件になっています。息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々も、長すぎるシリーズに退屈されるている頃だと思いますし、本気で終わらせなくてなりません。

  中国人女性 「私が島を買った」

 調べるほどに広がりを見せ、このまま続けますと蜘蛛の糸にかかった虫のように、情報過多で身動きの取れなくなる自分が見えます。平成30年2月13日に、帰国した奧氏が福岡市で「慰安婦裁判帰国報告」と題して講演をしていました。主催は福岡県郷友連盟ですが、ブログのまとめになりそうな内容なので、これを紹介します。情報源は、「選報日本」です。

  ・奥茂治氏は、フリージャーナリストである大高未貴氏の依頼で調査活動を行っており、その課程で故・吉田清治氏の長男に出会い、同氏の依頼によって「謝罪碑」を書き換えたと言う。

  ・吉田清治氏とは、元日本軍人を自称し、日本統治下にあった朝鮮・済州島において「軍命で慰安婦狩り=強制連行」を行ったと「証言」した人物である。この所謂「吉田証言」は、朝日新聞を中心とする「従軍慰安婦」論争の根拠となってきた。

  ・吉田清治氏には軍歴がなく、済州島に行ったことすらなく、「吉田証言」が完全なる虚偽であったことは近年明らかになっている。

  ・平成26年8月5日、朝日新聞は正式に「吉田証言」をもとにした記事16本を取り消し、謝罪している。

  ・吉田清治氏は、昭和58年、韓国中部天安(チョナン)の国立墓地に「強制連行謝罪碑」を建立していた。

  ・吉田清治氏の長男は、「親の嘘を子が尻拭いする」必要性から、元海上自衛官の奥氏に謝罪碑の撤去を依頼し、今回の「事件」に発展した。

  ・平成29年3月、奥氏は一人で訪韓し、吉田清治氏の「謝罪碑」を調査した。設置されていた碑は2トンあり、撤去は困難だと分かった。

  ・強制連行への謝罪文が書かれた石版の上に、新たに彫った石版を貼り付けた。

 これで、奧氏と大高氏の関係が明確になりました。氏は帰国報告会で、次のように語っています。

 「韓国検察は、〈 謝罪碑の所有者は不明であるが、韓国政府が利用しているものである〉と主張した。つまりこれは、〈 虚偽証言を元にした謝罪碑を韓国政府が利用している 〉と明言したことになると、強調した。」

 「〈 吉田証言 〉が虚偽であり、日本軍による慰安婦強制連行が無かったことは、日本国内では定説になっている。しかし韓国側はそのことを認めておらず、全世界に対し虚偽の宣伝を続けている。」

 「吉田清治氏の長男は、〈 父が日韓友好を損じたので、自分が韓国へ行くと銃殺されても仕方がない 〉とまで述べた。吉田氏の長男から頼まれれば、自分でなくとも韓国へ撤去に行っただろう。」

 氏の話の紹介がここで終わり、大高氏の著書の宣伝が入っています。『父の謝罪碑を撤去します』・・これが本の題名で、「慰安婦問題の原点・吉田清治」と補足説明されています。

 「選報日本」の説明なのか、大高氏の意見なのか、結びの言葉があります。

 「韓国(及び北朝鮮)側の国際宣伝活動に対し、日本政府が有効な対抗手段を打てていない中で、一民間人に過ぎない奥茂治氏による業績は大きい。真の日韓友好のためにも、国際社会に真実を発信せねばならない。」

 もっともな意見です。驚いたことに、奥氏の子息は現在チャンネル桜の沖縄支局キャスターの〇〇〇〇氏だそうです。名前が違うので気づきませんでしたが、こういうことなら奧氏は、水島社長と袂を分つ必要があったのでしょうか。知るほどに割り切れない思いがし、氏に失望したというのが本音です。長いシリーズにしましたが、呆気ない結論なので明日からトラッカーも減るのではないでしょうか。

 青山氏も面倒になって、【ぼくらの国会】で言及するのをやめたのかもしれません。もやもやの結論ですが、本日で「無人島を買った話」を終わりにします。

コメント (2)
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