ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

1月3日の千葉日報 - 4 ( 「ねこ庭」からの新春プレゼント )

2018-01-10 21:01:32 | 徒然の記

 田原氏の「時代に向き合う」という主張を、記事に沿って読んでいくこととします。米国追従の話から、突然変えた人口問題へ高説です。

 ・100年後には、日本人の人口が五千万人を切るという推計もあるのに、真剣な議論にならない。

 ・安倍さん始め政治家たちは、20年30年後を見据えた政策を立てない。

 ・・・これで終わりです。安全保障より大事な問題だと言いながら、氏の意見はたったこれだけです。

 バカを言いなさるな、田原殿。安倍自民党は「一千万人移民受け入れ計画」という、とてつもない亡国の政策を立て、推進しつつあるではありませんか。この恐ろしい日本滅亡計画に、どうして氏は一言も触れないのでしょう。

 次のテーマに進むというのなら、気まぐれ者の氏につき合います。

 ・さらに原発事故が起きたのに、自民党には、原発問題を統括する責任者がいない。

 それをいうのなら、原発事故当時の政権党民主党の対応について、一言くらい言うべきだと思いますが、そこは省略です。まるで、民主党政権など存在しなかったような自民党攻撃をします。

 ・使用済みの核燃料は、約一万八千トンあるが、どこに最終処分場を作るかという計画すらない。

 ここまで来ますと、外野席発言ばかりの氏に言いたくなります。

 ・最終処分場が必要というのなら、世論を喚起するため、君らジャーナリストは何の働きをしたのか ?

 原発反対、処分場建設反対、ゴミ処理場建設反対、反対、反対と、なんでも反対の左翼勢力と一緒になり、政府の邪魔ばかりしているのは、君ら腐れジャーナリストでないかと、怒りがこみ上げてきます。

 フィンランドでは、「オンカロ」と呼ばれる、核ゴミ最終処分場が、地下420メートルの場所で建設されつつあります。日本のあちこちに放置され、有害物質を放出しているというのに、原発事故のゴミ処理場でさえ、なんでも反対の勢力が邪魔をしています。

 左翼活動家や政治家に対し、処分場建設の必要性を氏は一度でも訴えたでしょうか。新聞の一面を使う記事を出せるほどの大物芸人なら、テレビで一言しゃべれば、世論の喚起に役立てたはずです。

 料理を食い散らかす子供のように、氏は次のテーマに移ります。「ねこ庭」のブログもテーマがあちこちしますが、氏ほどいい加減ではありません。報酬を得て記事を書くプロが、私ごとき市井の親父に劣る文章しか書けないとは、新聞のレベルも落ちたものです。

 ・問題を抱えているのは、政治の世界だけではない。東芝、日産自動車、神戸製鋼所などで、次々と深刻な事態が生じた。

 ・原因は、社員らが「サラリーマン化 」しているところにある。

 ・社会を良くしようと目的を持って働くのでなく、上司に言われるまま、働くだけになってしまった。

 ・日本人は皆、自分で物事を考えず、判断もしないようになった。これが一番の原因だ。

 ・アイデンティティー・クライシス。自己喪失である。平成はどんな時代だったかと問われれば、自己喪失の時代だと答えるだろう。

 事実を語る勇気のない芸人田原氏に、異議を唱えます。平成という時代を問われれば、私は「国民が自分を取り戻し始めた時代」と反論します。

 反日売国の朝日新聞やNHKの捏造報道にもかかわらず、さらに言えば、田原氏や保坂氏のような、芸人ジャーナリストの妄言にもかかわらず、「国民が自分を取り戻し始めた時代」だと言います。

 私たちは今、失われた国の過去を検証し、日本人の魂を取り戻そうとしています。

 自分で物事を考えないようになっているのは、田原氏自身です。米国従属から脱するには憲法を改正し、自分の国を守る軍隊を持つことと、こんな意見さえ口に出せない臆病ジャーナリストです。

 自分の国を守る軍隊があれば、全国各地の米軍基地は不要になり、沖縄からも米軍がいなくなります。

 これを恐れ警戒しているのは、中国や韓国ではありません。同盟国アメリカです。どこの国でも、大使館は諜報機関の役割を持っていて、これが世界の常識ですが、日本には世界の常識から外れた、日本にだけしかない二つの諜報機関が存在しています。

 一つは朝鮮総連で、二つ目は全国に点在する米軍基地です。拉致を実行し、政治家に汚れた金を使って接近し、スパイ活動をしている朝鮮総連でさえ追放できない日本です。

 彼らに取り込まれているのが、親米派の政治家、文化人、ジャーナリスト、学者たちです。彼や彼女らが、「日本をアメリカの属国」にしている尖兵です。「ねこ庭」の言葉で言うと、「獅子身中の虫」「駆除すべき害虫」です。

 「ねこ庭」の推理ですから確証はありませんが、正月早々、新聞で愚論を述べる田原氏や保坂氏は、仲間かと疑いたくなります。 

 ・だが、現在、社会を変えるために、起業する若者が増えている。もうけるためではなく、社会を変えるためである。

 ・私が知っているだけでも、千人以上いる。こうした若者たちに、期待したい。

 氏の記事の結論が、これです。憲法も語らず皇室も語らず、一番大切な国の姿も語らず、「起業する若者に期待する ? 」「寝言は寝て言え」と、これが氏に贈る「ねこ庭」からの新春プレゼントです。

  千葉日報にも、新春プレゼントです。

 「こんな記事ばかり掲載していたら、千葉県の読者に愛想をつかされますよ。」

 「小さな新聞社で、共同通信の配信記事を使うしかない点には同情しますが、大事なのは両論併記です。」

 「左の愚論ばかりでなく、右の愚論も並べたらどうでしょう。キラリと光る地方紙に、今年は脱皮して欲しい。」

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1月3日の千葉日報 - 3 ( 芸人ジャーナリスト田原総一朗氏 )

2018-01-10 16:37:59 | 徒然の記

 千葉日報社は、読者である私に挑戦するかのように、愚論を展開する人物の特集記事を届けてくれます。

 今回は、ジャーナリスト田原総一朗氏の元気がよくても中身のない意見が、一ページの全面を占めています。先日テレビで見ましたが、入れ歯の具合がよくないらしく、言語不明瞭な語り口でした。

 歌手は美しい声と若々しい表情で、観客を魅了するので、声も満足に出ず、シワだらけになってしまうと観客を幻滅させます。田原氏は、芸能人並みのタレントですから、言語明瞭でテキパキしているから視聴者に受けました。

 自分が老醜をさらしつつありますので、あまり言いますと、自らを恥じることになりますが、芸能人がいつまでも全国に顔と名前を出しているのは、老害でないかという気がします。

 大きな活字で印刷された、愚論のタイトルを並べてみました。

    「自ら考え、判断する日本人に」「時代と向き合う」

 「起業する若者たちに 期待」

 「ジャーナリスト 田原総一朗」

 反日左翼の政治家や学者たちは、8割の事実の中に2割の嘘と捏造を混ぜて喋ります。嘘より事実の方が多いので、多くの人が騙されます。私は未だに、氏が、右を向いているのか左向きなのか分かりませんが、意見を聞く限りでは、反日左翼のスタイルです。日本を思う正論らしく聞こえ、誰もが聞き入ってしまう主張の展開です。

 ・昭和天皇がなくなり、ソ連が解体して冷戦が溶解し、バブル経済の崩壊で、高度経済成長も終わった。

 ・つまり平成の始まりは、時代の大きな転換点だった。

 ・これで 「戦後 」 も終わるはずだったが、実際はその後も、日本では 「戦後 」が続いている。

 ・では「戦後 」 とは何か。安全保障をアメリカに依存する、対米従属の時代のことである。

 この認識は、すっかり「ねこ庭」と重なります。敗戦後の日本が背負い続け、これからも解決への努力が欠かせない最大の課題です。つまり

 「対米従属」 「アメリカの属国」 「独立できない日本」

 ・冷戦が終結して間もない1991年、湾岸戦争が起きた。

 ・海部内閣は、130億ドルを拠出したものの、自衛隊を派遣しなかった。

 ・2003年には、イラク戦争が勃発。

 ・小泉首相は、戦争支持を表明したが、自衛隊派遣は人道・復興支援の名目だった。要するに、水汲みに行ったのだ。

 ・対米従属だから、ともに戦おうとアメリカから求められると、はっきりNOとは言えない。

 ・そこでどうするのか。分かりやすく言うと、あなたの国が難しい日本国憲法を押しつけたから行けない。

 ・行くとしても、水汲みしかできないと、平和憲法をうまく使って非戦を維持してきたのだ。

 ここまでは戦後日本の歩いた道で、ほとんとが事実です。しかしこの次から、少しずつ氏の意見は正論を外れ、反日左翼の大衆におもねる愚論へと傾いていきます。

 ・軍隊というものは本来、戦える時は戦ってしまう組織である。

 ・旧陸海軍は1年半ほどで石油が枯渇し、勝てる見込みがないのを知りながら、太平洋戦争に突入した。

 氏はまるで昭和の軍人が、考えもなく戦争に走ったと言わんばかりですが、私たちは、ここで歴史を思いださなければいけません。勝てる見込みがなくても国を守るため、日清戦争と日露戦争をご先祖たちは戦ってきました。

 清国とロシアは、当時の日本から見れば、アメリカに匹敵する大国でした。明治の指導者たちが、いかに薄氷を踏む思いで戦争の決断をしたか。そういうことは、歴史を勉強すれば自ずと分かる話です。

 ここを語らない氏の意見は、先の戦争の指導者たちを貶めるための、偏った意見でしかありません。

 ・戦争を知っている世代の首相は、こうした軍隊の特質も知っている。

 ・だから、憲法を変えようとしなかった。

 ・憲法改正を言いだし、集団的自衛権の行使容認への道をつけたのは、戦争を知らない、戦後生まれの首相安倍さんだった。

 またこういう嘘を、平気で喋ります。戦争を知っているとか、知らないとかいう問題でなく、敗戦国となったからアメリカが軍隊が持てなくしたと、こういう大切な事実になると氏は省略します。

 日本を二度と立ち上がれないようにするには、軍隊を持たせないことだとアメリカが決め、ドイツには許しても日本には許さなかった。だから自民党の党是に、「自主憲法制定」が掲げられました。

 昨年の6月に『後藤田正晴』( 保坂正康氏著 )を読んだ時、「ねこ庭」紹介しましたが再度取り上げます。後藤田氏が、警察予備隊を作っていた時の話です。

 ・後藤田はこの期間に、吉田茂という首相の硬骨漢ぶりを、眼のあたりにした。

 ・吉田こそは、アメリカという支配者に対して巧妙な手を用いて、自らの信念や理念を崩さず、日本の主体を守り抜くことに成功した首相だと思った。

 ・後藤田は、あの当時、吉田のような政治家がいなかったら、日本は際限なく、原則を崩してしまったのでないかという。

 ・その吉田が、後藤田や外務省、旧内務省など各省からの官僚が、警察予備隊に関し、シビリアン・コントロールを模索しているとき、突然、顔を出したことがあった。

 ・吉田は講堂にこれらのスタッフを集め、新聞記者の入室を拒んだ後、こう訓示した。

 ・私は、表向き、警察予備隊は軍隊でないと言い続けている。だがはっきり言って、これは軍隊である。

 ・諸君も軍隊という認識をもって、しっかりと、国土を防衛するつもりで努力してほしい。

 田原氏の嘘は、こんなところでもほころびを見せます。氏は腐れマスコミの一員として、まるで安倍氏が一人で「憲法改正」を思いついたように語りますが、日本を思う国民にこんなバカ話は通用しません。

 氏もまた、何が何でも安倍氏が悪いと、つまらない話を広める芸人ジャーナリストです。

 ・しかし安倍首相も、対米従属を止めようとしない。

 ・自立すれば、膨大な防衛費を負担しなければならないので、そういう事態は 「ないこととし 」考えないようにしている。

 それなら田原さん、賢明な貴方は、政府がどうすれば良いと考えているのですかかと、聞いてみたいと思うのに、氏は別の話題に切り替えます。

 ・日本の一番の国難は、北朝鮮の核・ミサイル開発でなく、少子高齢化、人口の減少である。」

 要するにこれが、田原氏に限らず、批判するだけの芸能ジャーナリストです。肝心の点になると意見を言わず、安倍総理が悪いという話でごまかします。

 日本が対米従属しているのは安倍総理のせいでなく、米軍基地を国内の各地に置いたままにしているところにあります。沖縄だけでなく、今でも米軍基地は治外法権の場所で、日本を監視する諜報基地でもあります。

 憲法改正をしたり、独立したりしようとすれば、たちまちノーというのが、米国です。自分では言わず、韓国に言わせたり中国を使ったり、国内の反日野党を煽ったり、米国は日本支配を辞める気がありません。

 魂の抜けた老害の田原氏は、こうした事実を知りながら語りません。というより、身の保全のため語れないのです。

 安倍総理を叩き、自民党を叩き、国民の無知を笑っておれば、彼は生活が成り立ちます。保坂正康氏と同類の言論人であるのは、「ねこ庭」から眺めれば一目瞭然ですが、多くの人々には見えないようです。

 芸能人並みのタレントジャーナリストは、田原氏や保坂氏だけでないのですが、偶然千葉日報が記事にしてくれましたので、大事な息子たちが騙されないために、検証作業を続けています。しかしスペースの関係で、いったんここで一区切りとします。

 本日は晴天なり。風の強い日で、洗濯物がよく乾きます。

 「政治のことばかりでなく、家事も大事よ。」

 家内の言いつけを守り、これから洗濯物を取り込み風呂の掃除をします。私は口先先行の田原氏より、家庭でも役に立っているはずです。

コメント (2)
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