千葉日報社は、読者である私に挑戦するかのように、愚論を展開する人物の特集記事を届けてくれます。
今回は、ジャーナリスト田原総一朗氏の元気がよくても中身のない意見が、一ページの全面を占めています。先日テレビで見ましたが、入れ歯の具合がよくないらしく、言語不明瞭な語り口でした。
歌手は美しい声と若々しい表情で、観客を魅了するので、声も満足に出ず、シワだらけになってしまうと観客を幻滅させます。田原氏は、芸能人並みのタレントですから、言語明瞭でテキパキしているから視聴者に受けました。
自分が老醜をさらしつつありますので、あまり言いますと、自らを恥じることになりますが、芸能人がいつまでも全国に顔と名前を出しているのは、老害でないかという気がします。
大きな活字で印刷された、愚論のタイトルを並べてみました。
「自ら考え、判断する日本人に」「時代と向き合う」
「起業する若者たちに 期待」
「ジャーナリスト 田原総一朗」
反日左翼の政治家や学者たちは、8割の事実の中に2割の嘘と捏造を混ぜて喋ります。嘘より事実の方が多いので、多くの人が騙されます。私は未だに、氏が、右を向いているのか左向きなのか分かりませんが、意見を聞く限りでは、反日左翼のスタイルです。日本を思う正論らしく聞こえ、誰もが聞き入ってしまう主張の展開です。
・昭和天皇がなくなり、ソ連が解体して冷戦が溶解し、バブル経済の崩壊で、高度経済成長も終わった。
・つまり平成の始まりは、時代の大きな転換点だった。
・これで 「戦後 」 も終わるはずだったが、実際はその後も、日本では 「戦後 」が続いている。
・では「戦後 」 とは何か。安全保障をアメリカに依存する、対米従属の時代のことである。
この認識は、すっかり「ねこ庭」と重なります。敗戦後の日本が背負い続け、これからも解決への努力が欠かせない最大の課題です。つまり
「対米従属」 「アメリカの属国」 「独立できない日本」
・冷戦が終結して間もない1991年、湾岸戦争が起きた。
・海部内閣は、130億ドルを拠出したものの、自衛隊を派遣しなかった。
・2003年には、イラク戦争が勃発。
・小泉首相は、戦争支持を表明したが、自衛隊派遣は人道・復興支援の名目だった。要するに、水汲みに行ったのだ。
・対米従属だから、ともに戦おうとアメリカから求められると、はっきりNOとは言えない。
・そこでどうするのか。分かりやすく言うと、あなたの国が難しい日本国憲法を押しつけたから行けない。
・行くとしても、水汲みしかできないと、平和憲法をうまく使って非戦を維持してきたのだ。
ここまでは戦後日本の歩いた道で、ほとんとが事実です。しかしこの次から、少しずつ氏の意見は正論を外れ、反日左翼の大衆におもねる愚論へと傾いていきます。
・軍隊というものは本来、戦える時は戦ってしまう組織である。
・旧陸海軍は1年半ほどで石油が枯渇し、勝てる見込みがないのを知りながら、太平洋戦争に突入した。
氏はまるで昭和の軍人が、考えもなく戦争に走ったと言わんばかりですが、私たちは、ここで歴史を思いださなければいけません。勝てる見込みがなくても国を守るため、日清戦争と日露戦争をご先祖たちは戦ってきました。
清国とロシアは、当時の日本から見れば、アメリカに匹敵する大国でした。明治の指導者たちが、いかに薄氷を踏む思いで戦争の決断をしたか。そういうことは、歴史を勉強すれば自ずと分かる話です。
ここを語らない氏の意見は、先の戦争の指導者たちを貶めるための、偏った意見でしかありません。
・戦争を知っている世代の首相は、こうした軍隊の特質も知っている。
・だから、憲法を変えようとしなかった。
・憲法改正を言いだし、集団的自衛権の行使容認への道をつけたのは、戦争を知らない、戦後生まれの首相安倍さんだった。
またこういう嘘を、平気で喋ります。戦争を知っているとか、知らないとかいう問題でなく、敗戦国となったからアメリカが軍隊が持てなくしたと、こういう大切な事実になると氏は省略します。
日本を二度と立ち上がれないようにするには、軍隊を持たせないことだとアメリカが決め、ドイツには許しても日本には許さなかった。だから自民党の党是に、「自主憲法制定」が掲げられました。
昨年の6月に『後藤田正晴』( 保坂正康氏著 )を読んだ時、「ねこ庭」紹介しましたが再度取り上げます。後藤田氏が、警察予備隊を作っていた時の話です。
・後藤田はこの期間に、吉田茂という首相の硬骨漢ぶりを、眼のあたりにした。
・吉田こそは、アメリカという支配者に対して巧妙な手を用いて、自らの信念や理念を崩さず、日本の主体を守り抜くことに成功した首相だと思った。
・後藤田は、あの当時、吉田のような政治家がいなかったら、日本は際限なく、原則を崩してしまったのでないかという。
・その吉田が、後藤田や外務省、旧内務省など各省からの官僚が、警察予備隊に関し、シビリアン・コントロールを模索しているとき、突然、顔を出したことがあった。
・吉田は講堂にこれらのスタッフを集め、新聞記者の入室を拒んだ後、こう訓示した。
・私は、表向き、警察予備隊は軍隊でないと言い続けている。だがはっきり言って、これは軍隊である。
・諸君も軍隊という認識をもって、しっかりと、国土を防衛するつもりで努力してほしい。
田原氏の嘘は、こんなところでもほころびを見せます。氏は腐れマスコミの一員として、まるで安倍氏が一人で「憲法改正」を思いついたように語りますが、日本を思う国民にこんなバカ話は通用しません。
氏もまた、何が何でも安倍氏が悪いと、つまらない話を広める芸人ジャーナリストです。
・しかし安倍首相も、対米従属を止めようとしない。
・自立すれば、膨大な防衛費を負担しなければならないので、そういう事態は 「ないこととし 」考えないようにしている。
それなら田原さん、賢明な貴方は、政府がどうすれば良いと考えているのですかかと、聞いてみたいと思うのに、氏は別の話題に切り替えます。
・日本の一番の国難は、北朝鮮の核・ミサイル開発でなく、少子高齢化、人口の減少である。」
要するにこれが、田原氏に限らず、批判するだけの芸能ジャーナリストです。肝心の点になると意見を言わず、安倍総理が悪いという話でごまかします。
日本が対米従属しているのは安倍総理のせいでなく、米軍基地を国内の各地に置いたままにしているところにあります。沖縄だけでなく、今でも米軍基地は治外法権の場所で、日本を監視する諜報基地でもあります。
憲法改正をしたり、独立したりしようとすれば、たちまちノーというのが、米国です。自分では言わず、韓国に言わせたり中国を使ったり、国内の反日野党を煽ったり、米国は日本支配を辞める気がありません。
魂の抜けた老害の田原氏は、こうした事実を知りながら語りません。というより、身の保全のため語れないのです。
安倍総理を叩き、自民党を叩き、国民の無知を笑っておれば、彼は生活が成り立ちます。保坂正康氏と同類の言論人であるのは、「ねこ庭」から眺めれば一目瞭然ですが、多くの人々には見えないようです。
芸能人並みのタレントジャーナリストは、田原氏や保坂氏だけでないのですが、偶然千葉日報が記事にしてくれましたので、大事な息子たちが騙されないために、検証作業を続けています。しかしスペースの関係で、いったんここで一区切りとします。
本日は晴天なり。風の強い日で、洗濯物がよく乾きます。
「政治のことばかりでなく、家事も大事よ。」
家内の言いつけを守り、これから洗濯物を取り込み風呂の掃除をします。私は口先先行の田原氏より、家庭でも役に立っているはずです。
そこなんです!ソコ!゚+。(о'∀')bスッキリ!
>憲法改正したり、独立したりしようとすれば、た>ちまちノーというのが、米国なのです。しかも韓>国に言わせたり、中国を使ったり、国内の反日野>党を煽ったり・・。
反日与党内議員も付け加えて下さい✋
この辺りが、どうもお花畑に深く根を張ると、理解不能なようですね。
アメリカが、中韓を使って日本を攻撃させるなんて、そんなことするー?
アメリカが憲法改正しろー!って圧力かけてるんじゃない?
みたいな💦
そして、上記の様なことを言うと、
まるで、陰謀論者扱いをする自称(保守)も溢れてます。
点と点を繋げば、見えてくるハズなのに、見ようとしない。
表に出ない様に巧みな工作をしているのはアメリカ。
改憲の話が上手く進まぬ様に、国内の安倍叩きや
特アを適当に…日本が困る程度にのさばらせる。
(北朝鮮は、やり過ぎましたが…)
こんな小さな島国を1番恐れているのは、あの大国アメリカですよね!
本当の独立を!
今晩わ。私は、中国や韓国人と違いますから、他国を憎悪したり、攻撃したりはしません。
冷静に見て、「日本の独立を喜んでいないのは、アメリカである」と、こんなことは、陰謀論でもなんでもなく、読書すれば自ずと分かる話です。
日本の敗戦は事実ですし、アメリカが支配し、その支配力を失うまいとしていることも、事実です。性急にことを進めますと、日本は内乱になります。
政治家もその辺りはわかっているはずですが、公言できる話ではありません。真のリーダーが日本にいるとすれば、右であれ、左であれ、認識は同じだと思います。
ただ実行は困難ですね。事実をたくさん隠してきましたし、建前論が社会の大勢となっています。どうせ私が生きているうちは、のろのろの前進でしょうから、こうして「ねこ庭」から発信するしかできません。
しかし落胆や挫折で言うのでなく、希望の星を眺めながらの「発信」です。positive thiking です。貴方の弟子になれそうですね。