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ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

酔いに任せて聞く、軍歌と演歌 

2018-01-29 00:08:05 | 徒然の記

  1月28日日曜日です。今晩は、呑める日ですから、いつものように焼酎のお湯割りです。

 グラス半分の焼酎に、梅干しを一つ入れ、たっぶりお湯を注ぎます。この一杯が自ら決めた分量で、超えることはありません。会社にいる頃は、お客さんや会社の人々と呑み、そんな時はフラフラになるまでつき合いましたが、今はそのようなことは必要がなくなりました。

 もともと酒豪でないのでしょう。この分量で、十分楽しく酔います。だから、今晩は酔いに任せて、思いつくまま語ろうと思います。さっきまで、美空ひばりの「戦時歌謡曲」を聞いていました。

 「私は、戦争を知りません。」

 「けれども、日本の軍歌は、日本人の心の歌だと思います。悲しみの歌です。」

 そう言って彼女は、「戦友」を歌いました。威勢の良い歌もありますが、確かに軍歌には、悲しみのこもる歌が沢山あります。親や子を思う歌、戦友を弔う歌、愛する人を偲ぶ歌、酷いのになりますと軍隊への恨み節もいっぱいあります。

 ひばりが若くて、綺麗だった頃の動画でしょうか。惚れ惚れする横顔です。しかし、彼女も亡くなりました。三橋美智也、村田英雄、島倉千代子、青江三奈、江利チエミ・・私の知っている歌手たちは、ほとんどが亡くなっています。

   義理と人情を 秤にかけりゃ

   義理が重たい 男の世界

 こんな男の歌を歌っていた高倉健も、居なくなってしまいました。酔っている時は、やっぱり私には演歌です。似たような歌詞で、似たようなメロディーなのに、しんみりとなります。軍歌だけでなく、演歌も、日本人の心の歌だと思います。

 元気で美しく、うっとりする声で多くの人を魅了していた歌手が、こんなに呆気なく、こんなに無残に年を取り、次から次へと亡くなっていく。酔うて聞くひばりの声が、人生の無常を教えます。

 織田信長が好んで口にしたと伝えられる、敦盛の詞を思い出します。

    人間五十年

   下天の内をくらぶれば   

   夢幻の如くなり

 信長だけはありません。清盛も、太閤秀吉も、藤原氏も、蘇我氏も、と考えていきますと、栄耀栄華を尽くした人々も、この世から消えています。

 富と権勢を一身に集めた人間でさえ、「夢幻の如くなり」です。まして、この自分など、そこいらに転がる石ころのようなものでないかと、心地よい酔いのせいか楽しい気分です。

 この二三日、深刻な問題をブログに書き、思っても見ない数の訪問を受け、驚いていますが、コメントは一件もありません。オウムにしても、外国人技能研修員制度にしてもいわば日本の闇の一つです。

 日本には他国のような闇がないと思い、今日まで来ましたが、そうではありませんでした。アンタッチャブルな闇が、日本にもあるのです。そうした機微に触れる問題の中に、「皇室」も含まれます。陛下のこと、美智子様のことなど、「ねこ庭」のブログは、「一線を越えてしまった」と自覚しています。

 ですから、訪問される方々が、コメントを入れないようにされることを、希望いたします。酔った時なので、勢いに任せて言いますが、「闇」にかかわる「ねこ庭」を訪問された方々は、コメントを入れない方が安心です。

 読書するというのは、この世の「闇」の部分にも近づくということだと、今頃気がつきました。まだこれからの話ですが、ぶつかっている大きな闇の一つを紹介します。

 「日本銀行の出資者」はいったい誰なのか。・・これです。

 資本金は一億円で、国が55%を出資していますが、残りの45%は個人です。しかもこの個人の名前が、決して公開されません。皇室が含まれるとか、外国人がいるとか、噂がありますが決して公表されません。

 財務省の管轄ですから、財務省は知っています。「ねこ庭」では、外国人が個人で出資者になったのは、敗戦後のことと推察しています。GHQが米国本国の指令で、実施し、日本の首根っこを抑えたここにこそ、日本が米国の属国なった秘密が隠されている気がします。

 「日本国憲法」以上に「日本銀行の出資者」は問題なのですが、国民は知りませんし、知らされることもありません。官庁の中の官庁と、財務省が言われている理由は、同省がこの事実を知っているからなのかもしれません。金で日本がアメリカに従属させられ、秘密を知っているのが財務省だけなら、最強の官庁となるはずです。歴代首相も手に負えない力を、彼らは持っているのではないでしょうか。

 推察でしかありませんが、米国の財務省支配に逆らい、始末された二人の政治家を思い浮かべることができます。橋本龍太郎氏と中川昭一氏です。一人は病死、一人は自殺となっていますが、不自然な亡くなり方です。

 こんなことも、いつか明らかになっていくと思いますが、日本の独立は、まだ遠い先でしょう。ノルウエーは510年かかっていますが、一度失った国の独立を、再び手に戻すには並大抵のことでは叶いません。

   国民の多くは、日本が米国の属国であることを実感していませんし、立派な民主主義国と信じています。

 その上国内には、反日左翼の跋扈を許すおめでたい「お花畑の住民」がわんさといます。酔って気持ちをのんびりさせないと、長生きなんかできません。長生きする気はありませんが、生きている間は、家族に迷惑をかけず、元気で憎まれ口を叩きたいではありませんか。

 信長のように幸若舞は舞えませんが、口ずさむだけならできます。

    人間五十年

   下天の内をくらぶれば   

   夢幻の如くなり

 

 [ 追 記 ]

  自死した西部氏は、信念の思想家ではありません。日本を愛するのなら、生きて意見を述べ続けるべきでした。失望しています。

コメント (8)
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