だらだら日記goo編

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個人美術館の魅力

2007-04-23 21:49:40 | アート・文化

今日はちょっと時間があったので祖師ヶ谷大蔵にある福沢一郎記念館を訪ねる。

ここは月水金開館という変わった美術館で、福沢のアトリエがあったところだ。

入ると芳名帳に名前を書かされ、どうやってここの美術館を知ったのかたずねられる。

展示数は少ないが、スタッフの方がいろいろと説明してくれるし、ビデオを見ながらお茶とお菓子までご馳走になれる。

福沢といえば日本におけるシュルレアリスムの先駆者だがそれにとどまらず、ギリシア神話や旧約聖書、古事記などにも関心を示しいろいろな作品を残した。

魏志倭人伝に題材をとった作品もあるという。

この美術館がうれしいのはお茶を飲みながら、スタッフと先客といろいろな美術談義ができることだ。

一人静かに絵画を鑑賞したいという人には迷惑だがこういうのも僕は好きだ。

スタッフの方が絶賛していたのは板橋でやっている「池袋モンパルナス」の展覧会の話。

連休中にも行きたくなった。

帰りには鶴岡政男の回顧展と川口でやる「二人のクローデル」の展覧会チケットまでいただく。

大きな美術館もいいがこういうアットホームな美術館もうれしいものだ。

スタッフの方に心からお礼をいいたい。