「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

稲刈り後の田んぼでカワセミがエサ取り。

2020-10-20 10:11:48 | 散歩(鳥・昆虫)

日照時間が例年に比べ極端に少ない千葉で、今日は久しぶりにたっぷりとお日様を仰ぐことができるというので、「下田の森」までサイクリングをしてきました。

静かな森ではカラ類、オナガ、モズ、ヒヨドリなどがそれぞれの場所で声を上げ、不思議なコーラス。

そんな中、稲刈り後の田んぼで獲物を狙っているカワセミに出会いました。↓(ここで出会いました。)

私の姿を見ていったんはよそに行ってしまったカワセミでしたがすぐに戻ってきました。

手振れやピントずれ、的ずれで半分以上が没になりましたが、いくつかそれなりにいい写真(?)が撮れました。

しばらく見ていると、田んぼの中にダイブしました。(深くないのでダイブとまではいきませんが)

そして獲物を加えてすぐ近くの場所に移動。(よく見ると、まだ水が滴っています。)

この写真↓だけ見ると小魚のようにも見えますが、小さなエビでしょうか。

しばらく、どのようにして食べようか迷っている風でしたが、思い切ってパクッと飲み込みました。

この食事後もしばらくの間次の獲物探しをしているようでした。

こんなにじっくり見ることが初めてなので、たくさん写真を撮ってしまいました。

今回は低い杭が私の近くにあって、その杭でカメラのブレを減らすことができました。

ラッキーでした。

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季節外れのコクワガタ、たくさんのヨコヅナサシガメ。

2020-10-19 11:42:53 | 散歩(鳥・昆虫)

根木内城址公園を散歩。

いつものように、夏に甲虫類がたくさんいた樹を中心に見て回りました。

すると、カシノナガキクイムシの被害が一番大きかった木にこんな集団がいました。

ヨコヅナサシガメというカメムシの仲間です。

ちょっと気持ち悪い気がします。

このように集団で過ごすことが多いようです。

10年前くらいに下田の森で見たことがありました。

その時味わった気持ち悪さが強烈でその名を覚えていました。

 

次に見つけたのが、コクワガタ(?)です。

先ほどの木とは違う木なのですが、カシノナガキクイムシの木くずを体にまとった形でした。

コクワガタというと「夏」を思い浮かべてしまいますが、図鑑を見ると10月まで見られるのだそうです。

 

他は天守閣のあった広場でこんなきれいなものを見つけました。

蜘蛛の巣についた朝露が光ってきれいです。

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退屈なはずの試験監督でしたが、ハエトリグモの観察などで楽しむことができました。

2020-10-18 21:11:17 | 学舎

いつもの年なら近隣の高校などが会場となって行われる模擬試験ですが、今年は新型コロナウイルスの関係で、会場の定員が大幅に減らされ、どこも満員となってしまいました。

その関係で今年は中3生の高校入試の模擬試験を学舎で行うこととなりました。

 

何もせずじっとしていることが、大の苦手の私にとって、試験監督という作業は退屈であまり好きな仕事ではありません。

(生徒たちが懸命に問題に挑んでいる中、不謹慎なことを言って申し訳ありません。)

(ましてや今回のテストは、試験監督者用の問題配布がなかったので、生徒と一緒に問題を解くこともできず、形ばかりの見回りを終始強いられました。)

 

そんな中、3つの救いがありました。

 

1つは、試験会場の天井にハエトリグモが一匹いたことです。

写真を撮ることができなかったので、『ウィキペディア(Wikipedia)最終更新 2019年10月26日 (土)』の「アンダソン・ハエトリグモ」から写真をお借りしました。

こんな感じのハエトリグモでしたが、よく似ているといわれるミスジハエトリグモのメスだったかもしれません。

あちこちに動き回るハエトリグを時たま目で追い、そのしぐさを観察して過ごしました。

彼ら彼女らが動き回るのは、餌となる小昆虫を捉えてるためだと考え、その捕食する瞬間が見られないかとワクワクしながら観察していました。

時たま目を離すと元居た場所から2~3mも離れた場所にいたりして探すのに苦労したりもしました。

また、彼ら彼女らの縄張り(テリトリー)はどうなっているのだろうか?などいろいろ想像を膨らませたりもしました。

そうこうしていると、いつも以上に時間の経つのが早く感じられました。

 

2つ目は生徒たちの解答を見て回り、その多数解答を見つけ出す作業です。

同じ答えばかりであれば安堵できるのですが、逆に違う答えばかりだと、どの答えが正しいのか、問題用紙もない私にはわからず、ちょっとだけ気をもむことになりました。

いくつかの問題で、バラバラな解答に出会いました。

 

3つ目は、試験が終了した「数学」の問題用紙を借りられたことでした。

これにも大いに救われました。

観察していたハエトリグモもいつの間にか雲隠れしてしまって、なすすべがない時だったからです。

数学の試験が終わった後、生徒たちから口々に今日の数学の✖番の問題は難しかった。

という声が聞こえてきたので、問題用紙を借りてその難易度のチェックをしてみました。

このチェックに多少時間がかかりました。

易しくはありませんが、それほど難しい問題でもないことがわかりました。

 

ということで、いろいろありましたが、気を紛らわしてくれる3つの救いがあり、無事試験監督の仕事が終了しました。

 

<追記>

「森の学舎」は営業を始めて21年目を迎えますが、当初教室で見かけたハエトリグモは、今回写真に記した「アンダソン・ハエトリグモ」ではなく、「ミスジハエトリグモ」だったように思います。

「アンダソン・ハエトリグモ」のメスはミスジハエトリグモと姿態が似ていて区別が難しいらしいのですが、最近教室でよく見かける「アンダソン・ハエトリグモ」は下の写真のように黒っぽい模様があります。

営業開始当時はこの黒っぽい姿のハエトリグモは見たことがありませんでしたので、初めのころはこの種のクモ(「アンダソン・ハエトリグモ」のオス)はいなかったのだろうと思われます。

ウィキペディアにも、『昔は本州北部にはいなかった「アンダソン・ハエトリグモ」が北に進出し、もともといたミスジハエトリグモを追い出しているようだ。』と書かれていました。

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オナガの群れ。

2020-10-18 21:04:20 | 散歩(鳥・昆虫)

今日は中3生の模擬試験実施のため朝の散歩ができませんでした。

でもそんな中、朝一で雨戸をあけたところ、窓から見える電柱にたくさんのオナガがやってきました。

午前6時10分くらいで、少し薄暗い中でした。

思わず見知らぬ人からプレゼントをもらったような嬉しさを感じました。

 

 

この後テレビ体操で体をほぐし一日をスタートさせました。

 

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雨の公園でハクセキレイ。

2020-10-17 09:40:09 | 散歩(鳥・昆虫)

今朝は今年一番の寒さの雨もよう。

すぐ近くの公園に行ってきました。

そこには雨にもかかわらずハクセキレイの゛つがい”がちょこまかちょこまか地面をつついていました。

 

メスでしょうか。

 

近くにはもう一羽。

黒っぽい帽子をかぶっているのはオスでしょうか。

 

ちょこまかちょこまか歩く2羽の姿をしばらく眺めて帰ってきました。

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ヒヨドリとカケス。

2020-10-16 09:17:15 | 散歩(鳥・昆虫)

麗澤の森でいつものように手を合わせた後、何か変わった生き物はいないかと目を凝らし、耳を澄ませました。

この時期は枯葉が多くいろいろな落ち方をするので、いるはずもない大型の蝶を想像したり、どんぐり爆弾の落下する音に何か生き物かと振り向いたりしていました。

そんな中、カケスの「ギャァー・ギャァー」という声が聞こえたので、その姿を拝もうとしばらくじっと待っていました。

そして身体が冷え切りかけてきたころ、やっとカケスの姿をとらえることができました。

はっきりしない天候なので、体の横に見える鮮やかな水色の羽などもぼけていますが、まぎれもないカケスです。

実は20年近くも毎日散歩をし、いろいろな鳥や昆虫を追っかけてきましたが、カケスは森の木々の間を動き回り、見晴らしの良いところにはあまり止まってくれませんでした。

なので、今回が初の彼らの梢写真です。

鳴き声はカラスの仲間だけによろしくありませんが、この凛々しい顔と水色と茶色、黒、白の姿が美しいと思います。

 

そしてこのカケスを待っている間、このカケスの止まった隣の木にとまった鳥も撮影しました。

御覧の通りヒヨドリでした。

久々にヒヨドリをとらえました。

こうしてみるとヒヨドリもかわいらしいですね。

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アメンボ。(川沿いを散歩。)

2020-10-15 17:01:49 | 散歩(鳥・昆虫)

今朝は久しぶりに、麗澤ゴルフ場横の川沿いを散歩してみました。

4~5年前までは毎朝散歩する森があり、その森を抜けると今朝行った川に出られました。

なので割と頻繁に川まで足を延ばしていました。

しかし今は、森が住宅地になり通り抜けできなくなってしまったため、川までが比較的遠くなったこと。

また、川沿いの道のわきの木々や草むらは切られたり、刈られたりして出会える生き物も半減してしまったことなどから、最近はめったに足を延ばしませんでした。

 

久々に、気まぐれで言った川ではアメンボ、ザリガニ、でかい鯉などに出会いました。

 

アメンボの群れ。

アメンボにもいくつか種類があり、これはアメンボ(ナミアメンボ)だそうです。

捕まえるとアメの甘いにおいがすることからのネーミングらしいのですが、まだその匂いを嗅いだことがありません。

また、アメンボは臭いにおいを発するカメムシの仲間なのだということも初めて知りました。

 

アメリカザリガニ。

今回はその姿をほとんど見ることができませんでしたが、大量発生する年もあり、そんなときは川のあちこちが赤い体の彼らがうごめいていました。

ずいぶんと大きな立派なザリガニです。

 

今回はこのほかに白色がきれいなコサギやキセキレイの姿もありましたが、残念ながらカメラには収まりませんでした。

以前はカワセミなども時たま顔を見せてくれていたのですが、ずいぶんと変わってしまった川からするといなくなってしまったかもしれません。

また、もう少し寒くなったらアオジの姿やアカゲラの声などを聴くことができるかもしれません。

1ヶ月後くらいにまた足を運んでみようと思います。

 

そのほか道端ではスズメバチや、

ウラナミシジミ。

そして名前をまだ調べていない、こんな蝶(蛾)の幼虫などがいました。

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蜘蛛、野鳥、蜂、トンボなど

2020-10-14 16:50:11 | 散歩(鳥・昆虫)

今朝の散歩では「アサギマダラ」や「アオスジアゲハ」と出会って舞い上がってしまいましたが、ほかにも地味な生き物たちにたくさん出会いました。

その続きです。

 

ノシメトンボ。

 

アシブトハナアブ。(?)

蜂の仲間かと思ったら、ハエの仲間のアブの一種のようです。

 

アオドウガネ?光沢のある緑色のボディーがよく目立ちます。

 

ナガコガネグモの♀↓

以前、蜘蛛は苦手な部類でしたが今はなぜかかわいらしく見えたりします。

 

モズ。今回はほんの少しだけヒヨドリの鳴きまねをしていました。

歌がうまいんですね。

 

この後登った、天守閣のあった上の広場にはカラ類の群れが来ていました。

私のカメラではまともな写真は無理だと思いながらも何枚もシャッターを押しました。

これなどは、手前の枝などに焦点が合って肝心の鳥はかなりのピンボケ。↓

こんな写真がほとんどです。フィルム時代だったらとてもこんなことはできませんでした。

 

何枚もとると、中には鳥に焦点があったりしています。

こちらはシジュウカラ。

 

頭に白い筋があるように見えるし、おなかが赤茶色っぽいのでヤマガラかな?? ↓

映像が不鮮明でよくわからないですね。

メジロも混じっていました。

たっぷり1時間の散歩となりました。

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アサギマダラ、アオスジアゲハ。

2020-10-14 10:49:55 | 散歩(鳥・昆虫)

今朝は私の大好きな2種類もの蝶に出会うことができました。

 

一つは、アサギマダラです。

長旅のせいなのか、朝で体がまだ温まっていないのか少し元気がなさそうでした。

私の目の前でふわふわとのんびり飛んでいたかと思うと、近くにあったジョロウグモの巣にかかってしまいました。

慌てていたので、そして、蜘蛛の巣を壊して逃がしてあげるべきか迷っていたため、こんなピンボケ写真となってしまいました。↑

 

基本的に、自然界の営みに無用な手出しはしない方針なのですが・・・。

もっと彼(彼女)の姿を見たかったので、蜘蛛の巣を壊してあげました。

 

弱弱しく飛び立ったアサギマダラは近くの木の枝に止まったまま10分以上じっとしていました。

長旅のせいか一部、翅が損傷してしまっています。

じっくりとその姿を見させていただきました。

千葉県ではアサギマダラは準絶滅危惧種に分類されているそうです。

ラッキーだったのかもしれません。

 

このあとシジュウカラの群れに出会い失敗写真ばかりを量産しました。

 

そこから離れ水辺に足を運ぶとミゾソバの花が群生していました。

これも私の好きな花の一種です。

その群生の脇を歩いていくと遠くにアオスジアゲハが舞っていました。

私のコンパクトカメラではなかなか焦点が合わず苦労しましたが、一度焦点が合いだすとうまく彼女の姿をとらえることができるようになりました。

ちなみに、日本の国蝶はオオムラサキですが、アサギマダラやこのアオスジアゲハは、その候補に最後まで残っていたそうです。

今までは、アオスジアゲハはヤブカラシの花に舞うのをよく見かけましたが、このミゾソバともとってもお似合いです。

 

そのほかに今日はキタテハが間近で見られました。

 

思いもかけず、大好きな蝶たちに出会え、とっても楽しい散歩となりました。

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蝶・蛾・バッタそして鳥(つづき)

2020-10-07 14:17:24 | 散歩(鳥・昆虫)

昨日の続きを報告します。

 

最初はモンシロチョウ。

キャベツ畑で乱舞しているイメージがありますが、1頭だけで出勤前ののんびりと日向ぼっこを楽しんでいるようです。

 

こちらはかなり小さな、サカハチクロナミジャク(?)

ただ、私の図鑑上では、サカハチクロナミジャクに似ていますが、この種は5~7月が活動期となっているのきっと違う名前なのだと思われます。それとも異常気象によって10月にも姿を現したのかもしれません。

 

コスモスの花とイチモンジセセリ。

この写真でははっきりしませんが前後の写真を確認するとそのように思われます。

 

ヒメアカタテハ。

初めて見る種類の蝶です。

よく見ると違うのですがツマグロヒョウモンだと思って、今までは見過ごしていたかもしれません。

ここまでが、公園横の河原で出会った昆虫たちです。

 

 

ここから、やっと根木内城址公園の中に入りました。

キタテハの秋型でしょうか?

羽のあちこちのとがった形が特徴のようです。

 

私の大好きなウラギンシジミ。

真っ白な裏面と内側の濃いオレンジ色の対比が好きです。

こちらが内側の様子です。

昨日も書きましたが、どの蝶もまだ体が温まっていないためか、静かに日向ぼっこをしてくれているので撮影ができました。

 

オンブバッタ(?)

ショウリョウバッタだとすると触覚が短すぎるように思われます。

 

ヒカゲチョウ。

9月まではサトキマダラヒカゲが群れていた、樹液を出す木の根っこにいました。

ここまでが公園の池周りの平地部分です。

 

平地部分から階段を何段も上った先の元天守閣のあった広場では、カラ類の群れが出迎えてくれました。

シジュウカラ、エナガ、メジロ、コゲラが忙しく枝の間を飛び回っていました。

素早い動きであること、そして、空をバックにした逆光であることから、

双眼鏡では確認できたものの、カメラのレンズで彼らをとらえることはできませんでした。

 

たまたまコゲラがレンズに収まりました。

 

先ほどのコゲラとは違い、こちらでは餌にありつけたらしく、しばらく同じところをつついていてくれました。

あまり音もたてずにこっそりと食事をしていました。

 

以前から比べると、かなり貧しくなってしまった自然だと思われますが、そんな中でもたくましく生きているいろいろな昆虫たちに出会い、いつの間にか、かなりの時間を使ってしまいました。

名残惜しくもありましたが、またの機会ということで公園を離れました。

 

帰り道、自宅近くの家のテレビアンテナでモズ(オス)が独特の節回しでさえずっていました。

これなんかは、ハヤニエをするモズには見えない優しい顔ですよね。

かわいい顔ですが目のところに黒い線が入っているのでどうやらオスのようです。

立ち止まってしばらく聞いていると、このモズが変な歌を歌い始めました。

その中一節には「ピープル・プレィ、ピープル・プレィ」と啼くコジュケイの鳴きまねになっていました。

初めて聞くモズのいろいろな鳥の物真似にびっくりしました。

モズはオスがメスの気を引くためにこのような物まねをするのだそうです。

 

この後、家に帰り、写真の整理(ピンぼけ写真)と写真に撮った昆虫の名調べをしました。

かなり時間を要しましたが、名前を特定するのにかかる時間も、散歩のときと同じようにワクワクして楽しいものとなりました。

 

<追記>

昨日見た下の写真に写っている黒いガの幼虫はセスジスズメという蛾のようです。

何年か前までは、イモムシをかわいいとか思ったことがありませんでしたが、変われば変わるものです。

成虫も戦闘機のような恰好をしていて「カッコいい」と思ってしまいます。

蛾なのに・・・・。こちらも以前はかなり苦手でした。

相手のことがよくわかると、見方が自然と変わっていくもののようです。

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