麗澤の森でいつものように手を合わせた後、何か変わった生き物はいないかと目を凝らし、耳を澄ませました。
この時期は枯葉が多くいろいろな落ち方をするので、いるはずもない大型の蝶を想像したり、どんぐり爆弾の落下する音に何か生き物かと振り向いたりしていました。
そんな中、カケスの「ギャァー・ギャァー」という声が聞こえたので、その姿を拝もうとしばらくじっと待っていました。
そして身体が冷え切りかけてきたころ、やっとカケスの姿をとらえることができました。
はっきりしない天候なので、体の横に見える鮮やかな水色の羽などもぼけていますが、まぎれもないカケスです。
実は20年近くも毎日散歩をし、いろいろな鳥や昆虫を追っかけてきましたが、カケスは森の木々の間を動き回り、見晴らしの良いところにはあまり止まってくれませんでした。
なので、今回が初の彼らの梢写真です。
鳴き声はカラスの仲間だけによろしくありませんが、この凛々しい顔と水色と茶色、黒、白の姿が美しいと思います。
そしてこのカケスを待っている間、このカケスの止まった隣の木にとまった鳥も撮影しました。
御覧の通りヒヨドリでした。
久々にヒヨドリをとらえました。
こうしてみるとヒヨドリもかわいらしいですね。