昨日は朝のうち雨模様だったので、家の近くを20分くらい散歩。
引っ越してきた37年前と比べると、あちこちにあった小さな森・林・原っぱがほとんど姿を消してしまっていることに気づきました。
引っ越してきた当初はサラリーマンだったので朝のゆっくり散歩などできるはずもなく、身近にあった森や林の中の生き物たちとの出会いを楽しめなかったのが残念です。
今日は朝から良い天気だったので、今でも残っている広池学園の森や神社の森を散策してきました。
森の中は、つい先日までたくさんいたセミたちの声が途絶えとても静かでした。
そんな中目立ったのがジョロウグモくんたちの元気な姿です。
これから寒くなる冬を前に最後の狩りに懸命なようです。
一日中じっとして獲物の来訪を待っている蜘蛛。
じっとしていることが苦手な私には到底まねができません。
それにしても細かく編まれた巣は見事としか言いようがありません。
気まぐれな私のカメラで、たまたま一枚だけ焦点が合いました。
蜘蛛のほかに目立ったものを紹介します。
まず始めは、いつも感心させられているヤツデの木です。
それぞれが太陽光を最大限に浴びるため、枝を3方向に伸ばしています。
この仲の良さに感心させられています。
いつの間にか赤い木の実が成っていました。
最後は、ノシメトンボ or コノシメトンボ。赤とんぼにもたくさんの種類があるので、名前を特定するのは大変だな、と思っていたら、このように羽の先部分が大きく黒くなっている種類が少なかったので助かりました。
それにしても昆虫は図鑑に書かれている特徴を細かく調べるには、採取して手に取ってみないと無理だなとここのところ思い知らされました。
私はたまたま撮れた写真から判定しているので、昆虫類の名前には嘘が多いかもしれません。