学び舎には基本的に各部屋ごとに時計が置いてあります。
電波時計を中心に正確な時計ばかりです。
学び舎の学習は自学自習部分が中心なので、各自に時間を見ながら段取りをしてもらっています。
子どもの遊びごとならいざ知らず、勉強でも仕事でも、それを行なっていくうえで時間は大切な要素の一つだと思います。
なのに高校入試の試験会場である、高校の教室には今年も時計が掛けられていなかったそうです。
去年の受験者からそのことを聞いたときに「えっ!」と思いましたが、やはり今年も同じだったそうです。
手荷物検査も厳重で、シャープペンの芯入れやコンパスのケースなどは持ち込み不可なのだそうです。
「何かが狂っている」と今年も思わざるを得ませんでした。
しかし、このことについては、ちょうど一年前のブログに思いを書いているので、ここでは書きません。
ただ、一つだけ去年より改善された点がありました。
それは、「教室に時計がないことが事前に生徒に書面にてアナウンスされた。」ということです。
何とも情けない改善。
現首相が教育改革云々と言うことで、「教育委員会」についてもメスを入れるとのことですが、改定すべきは、委員会のボスの任命権のあり方だけではないような気がします。