金曜日の放課後、自習にきていた中3生たちに顕微鏡があることを話しました。
すると全員が大いに興味を示してくれました。
さっそく、池の水を観察することにしました。
顕微鏡が一つしかないので、見ている生徒が「あっ、なんか動いた。」
とか、「真っ黒い奴から出ている毛が動き出した!」などというと、我先にと競って顕微鏡を覗いていました。
そんな中1人の生徒が「理科」の教科書で有名な「ミカヅキモ」を見つけました。
その時にはデジカメで直接写真が撮れるなど思ってもいなかったので、見ただけでした。
ただ、1人の生徒が「これ写真に撮れないのかな?」と言っていたのが“おかさん”の耳に残っていました。
ネットで調べてみると、難しい説明のものもありましたが、
要は接眼レンズの所にデジカメのレンズを密着させて撮れば良いことがわかりました。
そこで試しに撮ってみました。それがこの写真です。↓
デジカメのズームを中くらいにして撮りました。↑
ズームをいっぱいにひいて撮ると一部分がより大きく撮れることがわかりました。
他にも最低でも4種類の動く生物がいました。
翌日、記憶をたよりにネットで名前を調べてみるとミジンコにもいろいろな種類がいること、
そしてその中の一種と思われるものが学び舎の池に居たことなどがわかりました。
こちらは藻か何かの一部だと思われます。↓
小さな池ですが、顕微鏡という道具のお陰で、そのミクロな世界の広がりを目の当たりにすることが出来ます。
未知の世界はワクワク愉しく、驚かされることばかりです。
そんな世界に興味を持ってくれる仲間がいることが嬉しくてたまりません。