昨日は、「理科」と「社会」について書きましたが、今日は「国語」、その中でも「作文」について書きたいと思います。
中学の時、「国語」、特に「作文」は好きではありませんでした。自分の経験したことや、そのことに対する思いや気持ちを、あまり人に知られたくなかったし、また、どのようにしたら他の人に、誤解なく理解してもらえるのか、さっぱりわかりませんでした。
結果として、「好きこそものの上手なれ!」の真逆でしたので、「作文」では良い点が取れなかったように思います。
しかし、そんな“おかさん”が、今では小学生や中学3年生を相手に、作文教室的なことを行ったりしています。何であつかましくも、そんなことが出来るようになったかというと、そのきっかけは、“おかさん”の入社1年目の体験にあります。
“おかさん”は大学卒業後、準大手の保険会社に勤めました。そこでは主に、事務の機械化(お客様宛て通知の機械作成や、社内のオンライン事務の設計など)を担当することになりました。
そこで、忘れもしないのは、1年目に、支社宛の事務出状文書(手紙)書きを、命ぜられたことです。新しい事務システムの手順を全国の支社に正確に伝えるための手紙でした。最初のこの手紙作成のために、約2週間を丸々かけたような記憶があります。
手紙書きを命ぜられて、社内出状文書の規定を読んだり、事務改定内容の徹底的な理解をしました。そして、一応書いてみました。しかし、それを直属の上司に見せると、あっという間に真っ黒になって戻ってきました。誤字脱字、「て」、「に」、「を」、「は」の使い方がでたらめだったりしました。
再度、一度目にいわれた部分を改定し、持って行きましたが、また、いろいろな意見が添付されて戻ってきました。これを2週間くらい続けていたように思います。そして、やっとのことで直属上司のOKが出て、今度はその上の課長にお見せしました。そうしたら、ここでも、また別の観点からクレームがつきました。
こんなことの繰り返しにより、2週間丸まるというのはオーバーですが、それぐらいの期間、ずっと、一つの手紙にかかりっきりだったように思います。(当時はワープロがなかったので、手書きでした。推敲に推敲を重ね、その結果をていねいな字で書いて上司に見せていました。)
一つ目の手紙は、こんな調子でした。その後も何回となく手紙を書かされました。そして、そのたびに、上司からたたかれました。そのおかげで、「正確に物事を伝えるにはどうしたらよいか。」が、自然と身に付いたように思います。
やがて年月がたち、“おかさん”自身が、部下に手紙を書いてもらうような立場になりました。相変わらず文章に自信はなかったものの、新入生達の稚拙な文章に出くわすたびに、入社当時の自分の姿を思い出しました。そして、自分自身の成長も自覚するようになりました。・・・・・。
ごめんなさい、すごく長々と、作文に関する話をいてしまいました。長くなりすぎてしまったので、いったんここで、この話は終わりにしたいと思います。もっと、もっと推敲して短く書かなきゃ!ごめんなさい。
中学の時、「国語」、特に「作文」は好きではありませんでした。自分の経験したことや、そのことに対する思いや気持ちを、あまり人に知られたくなかったし、また、どのようにしたら他の人に、誤解なく理解してもらえるのか、さっぱりわかりませんでした。
結果として、「好きこそものの上手なれ!」の真逆でしたので、「作文」では良い点が取れなかったように思います。
しかし、そんな“おかさん”が、今では小学生や中学3年生を相手に、作文教室的なことを行ったりしています。何であつかましくも、そんなことが出来るようになったかというと、そのきっかけは、“おかさん”の入社1年目の体験にあります。
“おかさん”は大学卒業後、準大手の保険会社に勤めました。そこでは主に、事務の機械化(お客様宛て通知の機械作成や、社内のオンライン事務の設計など)を担当することになりました。
そこで、忘れもしないのは、1年目に、支社宛の事務出状文書(手紙)書きを、命ぜられたことです。新しい事務システムの手順を全国の支社に正確に伝えるための手紙でした。最初のこの手紙作成のために、約2週間を丸々かけたような記憶があります。
手紙書きを命ぜられて、社内出状文書の規定を読んだり、事務改定内容の徹底的な理解をしました。そして、一応書いてみました。しかし、それを直属の上司に見せると、あっという間に真っ黒になって戻ってきました。誤字脱字、「て」、「に」、「を」、「は」の使い方がでたらめだったりしました。
再度、一度目にいわれた部分を改定し、持って行きましたが、また、いろいろな意見が添付されて戻ってきました。これを2週間くらい続けていたように思います。そして、やっとのことで直属上司のOKが出て、今度はその上の課長にお見せしました。そうしたら、ここでも、また別の観点からクレームがつきました。
こんなことの繰り返しにより、2週間丸まるというのはオーバーですが、それぐらいの期間、ずっと、一つの手紙にかかりっきりだったように思います。(当時はワープロがなかったので、手書きでした。推敲に推敲を重ね、その結果をていねいな字で書いて上司に見せていました。)
一つ目の手紙は、こんな調子でした。その後も何回となく手紙を書かされました。そして、そのたびに、上司からたたかれました。そのおかげで、「正確に物事を伝えるにはどうしたらよいか。」が、自然と身に付いたように思います。
やがて年月がたち、“おかさん”自身が、部下に手紙を書いてもらうような立場になりました。相変わらず文章に自信はなかったものの、新入生達の稚拙な文章に出くわすたびに、入社当時の自分の姿を思い出しました。そして、自分自身の成長も自覚するようになりました。・・・・・。
ごめんなさい、すごく長々と、作文に関する話をいてしまいました。長くなりすぎてしまったので、いったんここで、この話は終わりにしたいと思います。もっと、もっと推敲して短く書かなきゃ!ごめんなさい。