昨日、学舎恒例の蛍観察を行いました。
今回は少しだけ新しいことをしようということで、「バナナ焼酎煮」という、甲虫類のおびき寄せ装置を午前中に２箇所森の中に設置しておきました。しかし、甲虫類は夜行性のものが多いせいか、夜の８時半時点では、２つのわなともに収穫はゼロでした。
台所の三角コーナー用の青い網袋にバナナを焼酎で煮た物装置を入れました。↑
また、もう一つ、昆虫が光に集まる性質を使った「光の幕」を森の中に設置しました。こちらも、懐中電灯の光量が少し足りなかったこと、設置時間が１時間半と短かったことから、あまり大きな収穫はありませんでしたが、蛾が２匹、８ｍｍくらいの黒い色をした丸っこい虫が１０匹程度集まってきました。
後ろから強力懐中電灯で照らしています。↑
カブトムシのメスを発見しました。↑
昆虫はこのほかに、セミの羽化（ヒグラシ、アブラゼミ、ミンミンゼミ）、シデムシ、オサムシ、カマドウマ、その他たたくさんの種類を見つけました。
そして、肝心のホタルですが、１週間前とは違い、飛んでいるホタルが少なかったのが残念でした。曇り空の雲に町の灯が反射して、８時になっても空が明るい状態だったのがよくなかったのか？雨がしとしと降っていたのがよくなかったのか？など、何が原因かはよくわかりません。また、来年の観察を楽しみにしたいと思います。
