どうも静岡県の選挙だけではない、全国的な注目を集める静岡県知事選挙。
川勝知事の良くも悪くも強烈な個性で、静岡県が全国から注目されていた・・・。
ただ、静岡県民、特に大井川流域の地域住民は、リニア新幹線工事でその「懐をぶち抜かれる南アルプス」の自然保全とリニア工事とどちらが重要かを真剣に考えている。
その結論への道標を川勝知事はしっかりと方向性を県民に示し、その気持ちを世間に訴えてくれていた・・・。
報道や世間から芳しくない評価を受ける川勝知事だが、その知事の行動を評価する静岡県民と、さも、川勝知事がリニア建設を妨害するかのようにとらえているメディア、世間との認識の差には、大井川の干からびた河原を毎日のように目にする者とそうでない者との大きな違いがそこにある。
江戸の頃、越すに越されぬ大井川と言われた大河が、今や時期によって給水制限を発するほどのわずかな水量の川になっている・・・。
川勝知事が去った後の新知事による転換の静岡県政は、これはこれで将来の静岡県創造の一歩となる。
また、リニア工事問題も早々に課題を克服し、静岡工区の前進に新知事は力を発揮するだろう・・。
しかし、新知事は、川勝知事の県民と自然を守るという信念を継承していただきたい・・・。
リニア竣工まで忘れてはならないと認識していただきたい・・・。
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