日曜午後、大雨に浸かったバンド音響資機材を恐る恐る点検した。
ベースアンプは2台あるが、2台とも下から15cmくらいが水に浸った。
同じようにPAスピーカーもコーンの下10cmほど浸かった。
キーボードも低音部分のキーが浸る。
マイク5本、ミキサー、ベース用エフェクターは完全に水没。
幸いにも、パワーアンプは高いところに置いていたので水没は免れた。
これらが正常に作動してくれるか・・・、もし作動しなければ、代用品を用意しなければならない。
まずはベースアンプを試聴。
小型のトーレスはもともとオークションで購入した中古品。しかもスピーカーが純正ではないので、これはボツになってもいい。
しかし、ALBITは、「すみや」の店頭にあった中古品とはいっても、資機材の中では一番高価なもの。
これがだめなら泣くしかない。
しかし、両アンプは、ほぼ正常に鳴ってくれた。
ほぼというのは、とりあえず音は出たが、音質が変わったかどうかが分からない。
まあ、分からない程度なのでほぼ正常だろう。
【写真↓:ALBITの埃よけにかぶせてあったダンボールの20cmほどのところに浸った痕跡が・・・。】
【写真↓:久しぶりに雄姿を見せたALBIT。テストでは、特に問題なかった。】
次は、ミキサー、スピーカー、マイクを一通りつなげて音だし。
一番心配していたミキサーだが、なんとか音は出る。
ただ、左右音の位置をコントロールするPANがチャンネルによって利かない。
左の音が出なかったり、右が出なかったり。
しかし、つまみを何度も回したり、ステレオのスイッチを何度となくON、OFFしたら音が出るようになった。ラッキーである。
マイクも音は出てくれた。
ただ、音質はと言うと、少し高音が劣化したような気がするものもあったが、大事なSHUREとゼンハイザーは元どおり。
キーボードはさすがに音が出ないかもと思ったが、これも正常。
エフェクターも普段どおりということで、案外電子機器ではあるが、水に浸っても乾かせば正常に音が出るし、神経質に音を求めなければ、元に戻るようだ。
まずは一安心。
ただ、やはり一度水に浸かった部分は、今後錆びや断線が心配。
それが本番で出なければいいのだが・・・。
【写真↓:完全に水没したマイクは、この時点では、完全に治る気がしなかった。】
【写真↓:マイク、エフェクター、ヘッドフォーンの完全水没組】
【写真↓:ミキサー、マイクのシュアーとゼンハイザー、ヘッドフィーン。いずれも作動してくれた。】
とにかくバンド演奏に影響なく使えることが確認できた。
ひと安心である。
皆さん、ということで、いつでもバンド練習&演奏会できますよ。