盆栽移し替えNo1
予定通り、今年最初の教材が講師から渡され、早速鉢に移し替えた。
3年かかって育てたカエデ。挿し木からこまめに手入れして講師がここまで育てあげた。
私たち新生徒は、4人。カエデの鉢を2つ余分に持ってきてきただいたが、新生徒は、すべてがよく見える。
したがって。いつもながら、講師が持ってきた教材を、ジャンケンで選ぶ。
やはり、見た目格好のいいもの、将来、大成するのかと思えるものなど、初心者は、思惑が広がる。
今回のじゃんけんでは、私が一番であった。したがって、私が一番気に入ったカエデの苗を先にとる。
しかし、実は、形ががいいからといいいて、いい作品になるとは限らない。
(写真:今年最初の教材「カエデ」。常滑で買ってきた鉢に植え替え後。土の上には、乾燥を避けるため、水苔を置く。)
つまり、どんなに幹から枝まで立派に見える盆栽でも、根が四方八方に広がり、根元の幹が太く力強くなければならない。
いわゆる根張り、というものである。
したがって、今回のカエデの苗を一番にひいたからといって、その根が盆栽の理想どおりになっているかどうかは、苗を鉢から出し、根元の土を払ってからでなければわからない。
これは、講師でも分からなく、いわば賭けである。
でも、講師の育てたカエデの苗はどれも、根は四方に張り、将来しっかりとした根張りになる可能性のあるものであった。
この根張りの大切さ、その手入れの大事さは、今回わたしが以前購入しておいたケヤキの植え替えで実感することになった。
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