もっと秋を楽しみたかったが、やはり時期相応の寒さがきて日本の四季を満喫できる。
今年の夏からの暑さは異常だった、自然界の歯車も混乱した。
最近のクマの出没騒動が、まさにそのアクシデントを物語る。
ただ、クマが出たという光景だけで済めばいいが、人が襲われ被害にあうということになれば、クマの凶暴さを恐れる以上に、なぜクマが例年になく人里に現れるのかという事情を憂慮する・・・。
クマの世界は自然の世界、その自然界で異常が出ているのだろう・・・。
その最たるものが普段回りにある食べ物がないこと。
今年の異常気象は植物の果実にまで影響し、クマの食料となるドングリなどが少ないという。
だから、少ない食べ物を追って次第次第に山から下りてくるクマたち・・・。
暑さがひと夏で終わり、次には奥ゆかしく訪れる秋を長く十分楽しんだ後で、次第に朝晩の冷えに震え始め、冬の到来を満足に感じるのが普段の気候。
ところが汗ばむ陽気から一夜にして凍える朝になる今年の気候、人間も昨日と今日の寒暖の格差に鼻水を垂らしながら、身体を冬に慣らしていかなければならない・・・。
ただ、それ以上にクマやほかの動物たちは、これから到来する厳しい冬の自然に備えなければならない・・・。
クマを満腹にさせ早く山に戻すという考えもあるが、それは逆に自然の摂理に反して、さらに深刻な問題が出てくる・・・。
まだしばらくクマ騒動は続くのか・・・!?
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