ハマスの奇襲攻撃でイスラエルは激怒をし、徹底的にハマス壊滅の軍事侵攻を進める。
それは、民間の犠牲をも正当化しての野蛮な行動・・・。
こんな突如現れた地域紛争で、ウクライナ侵攻でのウクライナとロシアの戦況に関する情報量が減ってきている。
しかも、ここ数日伝えられるのは、ウクライナ反攻の失敗、ロシアの攻撃復活の気になる情報だ・・・。
考えてみれば、ハマスとイスラエルの交戦で恩恵を受ける人物と言ったら・・・、プーチン氏だ。
ウクライナ攻撃の成果が上がらず、いや、ウクライナの反撃に勢力が後退する報道が日ごとに増し、ウクライナの軍事作戦が、欧米の支援の下に着実に進められていたのかと思っていた矢先、ハマスの事件・・・。
まさに、策略家のプーチン氏は、ロシア劣勢の話題の矛先をウクライナ侵攻から中東へと目を向けさせる戦略をしたたかに実行したと思っても不思議でない。
案の定、ウクライナの後ろ盾のアメリカは、一方でイスラエルの後ろ盾の二股の支援に疲弊している。
アメリカは、ウクライナへの軍事支援に相当の資金、資材を援助しようとはするが、一方イスラエルの攻撃を容認し、他国の指示を得ようとも腐心する多重外交を強いられている。
これでは、アメリカは、ウクライナにもイスラエルにも集中できなく、中途半端な対応しか出来ていないのが現状だ・・・。
そんなことを想定しての戦略かわからないが、こんなアメリカの右往左往する混乱を山の上からほくそ笑んでみているのがプーチン氏ではないか・・・。
私の仮定は、プーチン氏がハマスを動かし、中東を混乱状態にして世界の目をそちらに向かせ、その間ウクライナ攻略を虎視眈々と進めていくシナリオだ。
ただ・・、もしそうだとしたらプーチン氏は、ウクライナ人や戦死するロシア国民の犠牲を長々と増やし続けるばかりでなく、ハマス、イスラエルの兵士とともにガザ地区の多数の民間人をも犠牲に落としいれたことになる・・・。
あくまでも私の想像の範囲だが、プーチン氏は、ウクライナでの犠牲者とともに、ガザ地区の子どもから老人に至る民間人をも犠牲にする二重の犯罪を犯していることとなるのだが・・・。
最近の報道では、ロシアの戦果が攻勢に転じているようだ、そうなると、漁夫の利を得る立場にあるのはプーチン氏。
やはり、ウクライナ侵攻を早く止めなければ、ガザ地区の悲劇はいつまでも収まらない・・・。
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