温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2021 今週の審判(10月第5週)No2

2021-11-01 06:59:24 | 野球審判活動
昨日は、榛原高校の練習試合、静岡東高校を迎えてのダブルヘッダー、私の次は八木審判部長。
私にしては珍しく、試合の途中から雨が降り始めた。

私は自称晴れ男、普段雨が降る場合は試合前から降っていて雨天中止になる、あるいは雨予報が外れ曇天ながら雨には縁のない試合に恵まれている。

だから試合中雨に降られるようなことはめったにない、しかし昨日は、試合中盤に少し大粒の雨が降り始め、久しぶりに雨に打たれてのジャッジだった。

しかし、これも高校生にとっては貴重な体験、大会本番が必ず晴れということはない、雨の中で試合を進めなければならないこともある。
普段から晴れの日ばかりの試合で、本番になり雨の中のプレーは、結構経験が必要。

榛原高校が初回2点を得てそのまま中盤に、決して静岡東高校の打線も榛原高校の先発に押されていたわけではないが、得点に絡まない。

ところが、雨が少し強くなり始めたところで、榛原高校ピッチャーのコントロールが乱れる。
おそらく、湿った硬球、そして雨に打たれる集中力の欠如でコントロールが定まらず、ここで静岡東が2点を取り同点に。

私の経験上、雨が降り始めるときのピッチャーは、得てして点を与えるケースが多い。

今回の試合で、降雨の時の試合をどう進めるかが、選手にとって貴重な収穫になっただろう。

そんな雨を気にしながらの試合、開始予定10時より40分ほど早めに始めたが、選手たちの機敏な動きもあり、何とか2時間で終える。

その後に控える八木審判部長に、早めに第2試合につなげることができ一安心。
ただ、午後の方が天気が回復予報、私が切り上げ、八木部長が審判の支度をする頃には、雨も小降りになり、家に帰ってからは晴れ間が出てきたほど。

私は雨に降られたが、八木部長は雨の心配もなく思う存分ジャッジができただろう。
また、榛原高校、静岡東高校の球児はいい審判、いいコンディションで思う存分プレーができただろう。

それにしても、試合開始の時と終了の時の整列で、声のないあいさつは、いつまでも違和感がある。
今コロナ禍、整列はしても声を出さずに両チームただお辞儀をするだけ。

球審の「始めます」「終わりますゲーム!」の声だけが響く。
やはり試合の開始と終了の高校球児の大きな声の響きが、高校野球審判の冥利に尽きる。

こんなことがいつまで続くやら・・・。

さあ今日も頑張っていきましょう!





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2021 孫の運動会 | トップ | 2021 お疲れさま、牧之原市... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

野球審判活動」カテゴリの最新記事