温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2012全日本学童マクドナルド杯県大会

2012-05-07 07:10:56 | 野球審判活動

昨日は、学童県大会。

てっきり支部予選ぐらいだと思っていたが、会場に着くなり少し様子が違い、藤枝TO塚氏や川根ARA浪氏が朝早くから来ているし、中島榛南支部支部長も試合開始1時間前にはいた。

対戦チームも地元チームではなく、他支部の精鋭チーム。

地元チームが勝ち進めば会場も盛り上がるのだが、そうは問屋がおろさないと言ったところか。

試合は、掛川桜木野球少年団が、富士松野ファイターズに5回コールドで勝利。

桜木野チームは元気もよく、また技術、試合の運び方もしっかりとしている。

県大会常連&常勝チームとのこと。

やはり試合巧者は試合の流れを初回で作る。

初回相手チームの失策や連続ヒットで2点を皮切りに、その後毎回のように点を重ね、5回で10点の得点差をつけた。

今回の審判クルーは、球審藤枝TO塚氏、1塁温故、2塁榛南桜井氏、3塁川根ARA浪氏であった。

この試合で私はきわどいアウトセーフ、クロックワイズのホームでのクロスプレイなど、結構動き回る場面が多かった。

でも今日の試合は、昨年の学童の試合の反省で自分なりに動きに注意していた。

つまり、学童の野球と侮るなかれ、かえって塁間は短い、予想外の子どものプレーもあり、むしろ学童野球は審判の動きを機敏にしなければならない。

こんなことを試合前に頭に入れ、試合に臨んだ。

だから、各プレーに対して自分なりに納得するジャッジができた。

ところが、3回の給水タイムの時、いつの間にか本部にいたしがない印刷屋審判員が、血相を変え私のところに近づいてきた。

何を言い出すかと思ったら、さっきのホームクロスプレーでのセーフのジャッジは良かったとほめてくれた。

私のこの時のジャッジは、レフトからの返球を補球したキャッチャーのミットと3塁から突っ込んできたランナーとがほぼホームベース上でクロスするきわどいプレーであったが、ランナーがミットを避けるように回りこみノータッチ。

次の瞬間ランナーの指先がホームベースをかすめたので、間髪いれずにセーフコール。

私もいいカバーリングをしたと思っていたところ。

ただ・・・、それだけを言いにわざわざ給水場所まできたのかと不思議に思ったら、案の定、その後一言「ただ、位置取りが悪い」と言った。

人を挙げた後突き落とす。

これじゃあ伸びるものも伸びない・・・。

まあいまさら延びようとも思わないが・・・。

試合終了後も、おせっかいにもいろいろご指摘をいただく。

まあ、自分なりにおかしいと思っていたところをしっかりとご指摘いただいているので、そう気分は悪くはない。

まあ、五月の空の好天に免じて許してやろう(!?)。

ところで、一昨日土曜日は、この吉田町大井川河川敷の高島清流グラウンドに静岡からわざわざSAKAI氏が派遣されてきたようだ。

しがない印刷屋が話した。

SAKAI氏もこのブログをご覧になっているようで、しがない印刷屋に、審判記事の更新が少ないとご指摘されたようだ。

申しわけなし。m(_ _!)m

ブログ自体の更新は、ほぼ毎日行っているが、審判記事は時期によってムラがある。

皆さまからのコメントで盛り上げていただければ、更新も多くなると思います。

またいつかの機会に一緒に審判しましょう。

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2 コメント

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温故氏 お疲れ様でした。 (しがない印刷屋)
2012-05-07 10:56:20
温故氏 お疲れ様でした。
最近の温故氏は動きにキレがあり素晴らしいと
思いますよ。三校定期戦の時もネット裏の審判員の
みんながみんな誉めていました!!!
いったい最近の温故氏に何があったのか・・・
選手権の審判員を引退してからキレが出てくるところが
温故氏らしいところか。

靜岡のSAKAI氏が派遣に見えられましたが、その試合が
荒れたものになってしましました。(SAKAI氏は3塁塁審)
掛川と御殿場の事実上の決勝戦と目されたこの試合。
初回から動きがあった。
御殿場の攻撃2死でランナー二人を置いての4球目、やや高目の投球を打者がスイングしたところで守備側の選手が喜び勇んでベンチに引き上げる。それを見た御殿場ベンチは『走れ走れ!』と走者を進めさせた。1試合目の球審を終えネット裏で食事をとっていた私は何が起こったのかとグランドを注視。
結局3球目の時点で2ボール1ストライクか1ボール2ストライクかのどちらだったのかでもめているようだ。
球審の判定は4球目がストライクで2ボール2ストライクとなり今の得点は認められる。
本部席のスコアーブックの記録は三振でチェンジと記されていた。
掛川ベンチからは執拗な抗議が来るが、球審は4氏審判を集め最終確認をし
得点を認める旨掛川ベンチに伝え試合を進めた。
その後1点を加えた御殿場が初回にして3対0と圧倒的有利な状況を作った。
もう引き返せない後味の悪い状況の中、掛川の応援に来ていた掛川連盟のお偉いさん達が
本部席に対して『こんな審判や、カウント表示をしていた使役の方たちでは
まともな試合は出来ない』などとクレームを付けてきた。
正直その時点では何が正しいのか分からなかった私は、共同写真?さんが
ビデオを撮っているのを見つけ試合が終わった後で見せて欲しいと依頼。
このビデオによって勝敗が覆るようなら見せられないとの事だったが、
『私は審判員でどちらに偏ることなく、ただ真実が知りたいだけです。』
『それにもう判定は覆りません』と説明をして了解を得た。
試合後ビデオを見ると審判員の判定が正しく掛川の勘違いと分かった!
その場面を落ち着いて淡々と処理していた4氏審判員。
しっかりと状況を把握していなかったネット裏の本部席が慌てていて
なんの補助もして上げられなかった事が情けない・・・。
SAKAIさん申し訳ありませんでした!



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温故さん、しがないさん全日本学童静岡県大会の審... (SSK48)
2012-05-07 17:09:56
温故さん、しがないさん全日本学童静岡県大会の審判お疲れ様でした

私も昨日、F枝市民Gにて球審と二塁の二試合、参加させていただきました。

毎年この大会での子供たちの、ひたむきなプレーはいつも心を熱くしてくれます。

ところで、しがないさんのコメントにあった事柄とは違うのですが
わたしにも昨日のゲームで、トラブルに繋がりかねない、事がありましたので
コメントをいれさせていただきます。

球審を務めた試合で、走者1塁、打者がバッターボックスに入り打撃姿勢を取ろうと
しているタイミングで、投手が投球関連動作を起こしたので
わたしは、いつものように軽く右手をじゃんけんのパーのように開いて
投手に待ちなさいという意味で手のひらを投手に向け促しました。しかしその瞬間、一塁に牽制球を投げたのです。

試合終了後、ネット裏で試合を監視していたK籐規則委員に、「1塁牽制球を投げたとき、投手に右手を出していたのは、なんだったんだ。」
そう質問され、前述したとおりの理由を返答したところ、「では、あの牽制球が悪送球になって走者が進塁する機会ができたら、お前の右手を上げたジェスャーは一体何?という事になる、ああいう場面では中途半端な事をしないで、はっきりとタイムを掛けるのが適切なんだよ」そう指導をいただきました。
しがないさんがコメントしてくれたケースでも、カウント表示が狂っていたら即座に訂正させていたら
トラブルにはならなかったと思います。
たまたま、わたしの場合はトラブルにはならなかったのですが、
もしK籐規則委員が言うとおり、牽制球が悪送球になって走者が進塁して
守備側から、「球審タイムを掛けていましたよね」と抗議がきたらと想像すると
背筋がゾッとしました。
トラブルの芽を事前に摘んでいるつもりが
何の根拠もないジェスチャーで自己満足していた
今までの自分に気づかされました。
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