今日は、東海5県県大会が私の地元榛南支部で行われ、県下精鋭の各支部代表チームが参集。
やはり県大会ともなると、レベルの高いチームが白熱の試合を展開する。
私は今日、駿東郡清水町と藤枝市のチームの試合の2塁を担当。
少し風が強かったが、両チーム投手の力投で中盤まで互角の戦い。
しかし、清水町チームが最初に訪れたチャンス、ランナー1、2塁でホームランが出て3点を取り、その後1点を追加し、9回。
藤枝市チームはもう、あきらめムードではあったが、いざ打席に立つと真剣。
また、4点を取りもう勝利が見えている守る清水町チームは、少し緊張感が抜けたのか、1塁ランナー盗塁でキャッチャーからの送球が暴投、そのカバーに入ったセンターの怠慢なプレーでグラブをかすめトンネル、その間にランナーはホームまで。
またそのあとフォアボールの後タイムリーが出て2点を奪い返す。
ここで4対2となったところで、さすがに清水町のピッチャが奮起。
最後のバッターを3振に取り終了。
今日の審判は、県大会ではあったが、普段通りのリラックスムード。
もう少し緊張感があった方が良かったのか・・・!?
序盤でランナー1塁でバンド処理のキャッチャーの2塁への送球が少しそれ、ショートが精いっぱい体を伸ばしキャッチ。
形としては、体制が崩れベースから足が離れているように見えたが、キャッチした瞬間は私は足がついていたと判断。
オフザバックとはせず、アウト。
今日の唯一のきわどいプレーはその1か所のみ。
ところで、しがない印刷屋審判員からコメントが入る。
「審判活動お疲れ様です。
私も4月1日平日に庵原球場へ行ってまいりました。
会社へはいつもの通り法事という理由で・・・
受け持ち試合は静岡商業と常葉橘のゴールデンカード!
敗れた方は県大会にも出場出来ず夏のシード権も逃すという大事な試合、しかもその試合の球審を担当した。
ネット裏には静商のネット裏の会他うるさ方がズラリ!
好カードという事で観客も多く入った。
でも不思議となにも緊張もせず平常心でジャッジできた。
試合後の反省会でも『すごく落ち着いていたね』と高評価!(ネット裏からの評価は分からないが???)
多分その要因は1週間前にやった少年野球にある。
学童のリーグ戦の最終試合 住吉と細江との代表決定戦!
勝った方が県大会に出場となる試合を担当。
ホントに緊張した。トラブルが起きないよう十分注意して集中して出来た。
温故さんの言う通り少年野球は何があるか分からない。
やはりインフィールドフライもありました。案の定ボールを落球しゴタゴタしましたが私は適切に対処させていただきました。
この試合の経験が静商対橘という試合を平常心で取り組ませてくれたのだと思う。
恐るべし少年野球!」
静岡商業対常葉橘の試合お疲れ様でした。
それを平常心で審判するとは、いよいよ心臓に毛どころではない、釘でも生えたか・・・!
高校野球審判よりも、学童野球の方が緊張する!
何が起こるかわからないので、本当に細心の注意を払う学童野球審判。
ただし、インフィールドフライの処置が平常心でできたのは、その見本となるいい事例を私が与えてやったということを、ありがたく感謝するように!
静岡県野球連盟サイトは藤枝チームが6-2で勝ちとなっています。