2022 ウクライナ大統領のメッセージ

心に響いた、ウクライナ国民の平和を懇願する心情を代弁していた。

日本に無理なお願いをするのではなく、また、感情で悲痛を訴えるのでもなく、今の現状を淡々と伝え戦いというものの悲惨さを吐露する。

しかも、日本の様々な情報を時折織り込みながら、ロシアへのさらなる制裁を訴える。

東日本大震災を経験し原発で苦労していること、さらには過去に日本国内で猛毒サリンが使用されたこと、日本がいち早くアジアの中でロシア制裁に踏み切ったことなど、事細かな日本の情報が大統領に伝えられ、レアな日本情報を駆使して、国会議員ならずとも日本国民に、素直に受け入れられるメッセージとなった。

人によっては、物足りない、訴える力が足りないと思うかもしれないが、それは正面を直視しない連中の勝手な受け止め方。

今回の１５分足らずのウクライナ大統領のメッセージは、わかりやすくかつ感情的な訴えではない、大人としての、国家の首領としての重みのある言葉の吐露と受け止めた。

比べるプーチン氏の威圧的な、反発すれば命をも奪う過激な発言とは全く異にしたもの。

これを聞いて国民は具体的な行動は何もできないが、何かをしてやりたいと自然に思う。

また、まさにこれを聞いていた国会議員、政府は、大いに行動につなげられる機関。

せいぜい意気を感じ、日本としてできること、いやその一歩先までの行動を政府は大いに示してほしい。

ウクライナを支援する行動に対し、憲法だ、自衛隊だと一部の常に反対行動を起こす野党連中がいる。

普通なら、大統領の素朴なメッセージを聞き入れ何かの行動を起こすのが我らが投票した政治家。

日ロ平和条約交渉がロシア側からの停止通告があったようだが、むしろお門違い、日本から交渉中断をお願いしたいくらいだ。

ウクライナ情勢は日々悪化の状況のようだが、ぼちぼち経済などの制裁でロシア国内の経済、治安の崩壊が期待されるところだ。

それまで、ウクライナはなんとかロシア戦線を食い止めて善戦してほしい、日本はそのつなぎ止め役に汗水たらすべきだ・・・。

さあ今日も頑張っていきましょう！