温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2017 ルワック・コーヒー

2017-12-23 09:41:35 | 気になるニュース
インドネシアに夫婦で赴任している、いとこのその奥さんのほうが帰国。
年末年始を日本で過ごすためにこの頃帰ってきたが、その時のお土産がコーヒー。

私のコーヒー好きを知っていて、帰国の際は必ずインドネシアのコーヒーを持参してくれる。

インドネシアといえば、トラジャコーヒー。
この原産国からの最初のお土産で、すっかりファンになった。
苦みとコクは、私には野性的な味。

今回もトラジャコーヒーを持ってきてくれたが、それと一緒に他の種類のコーヒーを持ってきてくれた。
受け取った時は、ジャコウネコの「フン」から取り出した珍しいコーヒーだという。

フンと聞いてえ!っと思ったが、あまり深く考えず、ありがたくいただいた。
今まで飲んでいた普通の豆が少し残っていたので、使い切ってから賞味しようと思って冷凍室にしまっておいた。

その残り豆が昨日無くなったので、ではそのジャコウネコのフンのコーヒーをと思い、一応ネットで調べてみたら・・・、なんと、世界で最も高級なコーヒーと謳われていた。
ルワック・コーヒー(ネットなどではルアックとも表示されているが、現地からの説明書きにはルワックと書かれている。)

市販されている豆の状態で数千円、そして高級ホテルなどでは1杯数千円(8,000円もするところも。)。
おいしさとその希少価値でそんな高価なものとなっているようだ。

そうなるとさっそくいただかなければならないが、さすがに1杯数千円となると少し緊張ぎみ。
ルワックコーヒーの淹れ方の特徴は、豆を最も細かく挽いてコーヒーカップにパウダー状を入れ、それに湯を注ぎ、豆が沈殿したその上澄みを飲むという方法だ。

ただなぜこの淹れ方がいいのだろう。
少ない豆で十分エキスを出すために、フィルターなどのかすを残す大雑把な淹れ方ではなくこのような淹れ方なのだろうか?
それともこの豆の独特のフレーバーな香りを引き出すためなのだろうか?
いずれにしても、現地の人はこのような淹れ方なので、それが一番おいしい飲み方なのだろう。
ただ、どうしても豆の粉が若干口に入る。

さっそく飲むと、苦みの中にも深い味わいの甘さもあり、なんといっても、果樹の香りがほのかにする。
これがジャコウネコが果樹と一緒に豆を食べお腹で発酵させた残り香(!?)か・・・。
これからしばらくは、リッチな朝のコーヒである。









コメント
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