温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2017 技術と信頼の日本を揺るがす大問題

2017-11-29 06:53:26 | 気になるニュース
かつて、いや今でも日本の技術とその信頼性は、世界でもトップに位置すると思っている。
私が生まれた昭和の所得倍増計画時代からバブル絶頂の時も日本のリーディングカンパニーはそのまま世界のトップカンパニーでもあった。
しかもリーマンショックで一度奈落の底に落ちた日本経済ではあったが、その後今まで通りの技術と信頼で、日本製品は世界隅々まで行き届き、経済は今まで以上の回復ぶりを見せる。

しかしここにきて、大手企業のずさんな検査体制が明らかになり、日本製品の信頼性が根本から崩れようとしている。

単なる完成製品単品の不具合ならいざしらず、いたるところに使われている原材料部分でのずさんな検査となると、これは致命的。

今まで日本製品は世界に信頼と技術で市場を広げていったが、これでは未完成の製品の売り付けとなる。

おそらく独占的な立場の大手が、そのぬるま湯に浸かった体質、経済至上主義に追われ、最終かつ重要な検査体制にまで管理が行き届かった・・・!?

ここで問題なのは問題を起こした大企業のチョンボが、日本全国、また全世界への不信感に波及し、その連鎖で中小企業にまで影響が発展することが必須であるということ。
しかも、大手は、その潤沢な理財蓄積で大事な影響にまでは結びつかないようになっている。

しかし、中小企業は自転車操業。
大企業が苦しめば、その倍の苦しみが下請け中小企業に跳ね返っていく。

地元中小企業に影響が甚大となれば、地域の活性にも影響が及ぶ。
大企業一つが痛手を受ければ済む話ではない。

問題を起こした企業は、自社の対応以上に関連会社、下請け会社への対応が重要である。

このところ影をひそめていた北朝鮮がミサイルを発射した。
世の中気になる大きな事件がいろいろありすぎる。

さあ今日も頑張っていきましょう!
コメント
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